小田急電鉄開成駅 ありがとう2600形フェスタ         2004年6月5日(土)
                    
 日本学園高校…明大前駅―(井の頭線)―下北沢駅―(小田急線)―開成駅・イベント見学…酒匂川・散策…開成駅―(小田急線)―下北沢駅・解散



 放課後、開成駅にて行われた小田急電鉄のイベント、2600形通勤電車の撮影会に行きました。二宮尊徳ゆかりの酒匂川の松林も散策しました。



 開成駅の駅前広場では、小田急電鉄をはじめ箱根登山鉄道、江ノ島電鉄、箱根ロープウェイなどの各社のグッズが販売されていました。



 2600形は、1964年に小田急電鉄に導入され、40年間走りました。現役の小田急車両の中で最も長い歴史をもっています。



 2002年10月から旧塗装で走っていました。本日6月4日が最後の営業運転となりました。



 唐木田駅7時51分発、開成駅9時16分着の「2600形さよなら号」特別運行が行われました。手紙で応募した700名が乗車できたそうです。



 小田急電鉄は、高度経済成長による輸送需要の増大に備えて、1964年に発の通勤大型車両として2600形を導入しました。



 回生制動を採用するために、特殊な直巻電動機を装備し、動力諸施設への負担を軽減しました。



 当初は5両編成でしたが、その後の輸送形態の変化に即応するために6両編成となりました。1993年には、各駅停車の8両編成化に合わせて一部車両を8両編成としました。ラッシュ時の輸送を支える中心的な車両でした。新型通勤車両3000形の増備に合わせて順次引退しました。



 部員たちは、開成駅で2600形の写真をたくさん撮影しました。



 イベントを見学した後、私たちは酒匂川を散策しました。かつて二宮尊徳が暴れ川の酒匂川の護岸保護のために、ここに松を植えたそうです。小田急電車の車窓からも、酒匂川の岸辺に沿う松林が奇麗に見えます。いつかこの松林を散策してみたいと思っていました。