鹿島臨海鉄道で大洗を散策 2004年3月21日(日)
水戸駅―(鹿島臨海鉄道)―大洗駅…(10分)…マリンタワー…(10分)…大洗駅―(鹿島臨海鉄道)―鹿島神宮駅―(鹿島線)―佐原駅―(総武本線)―東京駅・解散
茨城交通の那珂湊駅の車両基地を見学した後、水戸駅から鹿島臨海鉄道に乗りました。鹿島臨海鉄道は、元来、鹿島臨海工業地帯へ原料と工業製品を輸送するために、1969年に国鉄や茨城県、進出企業の出資により設立された貨物専業鉄道です。
一時期、成田国際空港への航空機燃料の暫定輸送に対する地元への見返りとして鹿島臨港線北鹿島と鹿島港南の間で旅客営業を行ったことがあります。1984年に、収支予想は悪くなかったが国鉄の財政悪化により国鉄線としての開業が危ぶまれ、日本鉄道建設公団建設線である鹿島線北鹿島駅(現在の鹿島サッカースタジアム駅)以北を引き受けることになり、大洗鹿島線として旅客営業を行うようになりました。
大洗駅で一旦駅を出て、大洗の町を散策しました。大洗は、大洗水族館、 大洗磯前神社、大洗港、苫小牧港間のフェリーや海水浴場、リゾートアウトレットなどで有名な町です。私たちは、1988年に開業した大洗マリンタワーにある地上60mの展望台から、大洗港の景色を一望しました。写真は、大洗のマリンタワーからの眺めです。北海道の苫小牧と往来するフェリーの港とあって、沢山のトレーラーがとまっていました。大洗では、美味しいアジの干物を、安く大量に買いました。
大洗を後に東京を目指しました。鹿島臨海鉄道に乗って鹿島神宮駅へ行き、JR鹿島線に乗り換えました。鹿島神宮駅を出発すると、直に利根川を渡る鉄橋に差し掛かりました。部員たちにとっては、懐かしい風景です。ここ潮来は、1年前に日本学園入学早々にホープルーム合宿を実施した所です。「あれから、もう1年もたったのか」と、部員たといは、車窓を眺めていました。