上野駅開業120周年記念 横須賀線逗子駅のEF58と夢空間  2003年6月7日(土)

日本学園…明大前駅―(井の頭線)―渋谷駅―(東急東横線)―横浜駅―(京浜急行電鉄)―京急逗子駅…逗子駅・撮影 





 上野駅開業120周年記念イベントの1つとして、お召し列車専用機EF58-61の牽引で夢空間が走りました。14時30分~16時30分の間、夢空間が逗子駅に停車すると聞き、逗子駅に夢空間を撮影しに行きました。



 逗子駅は、多くの鉄道ファンが写真撮影に訪れていました。




 EF58-61は、JR東日本がお召し列車牽引用としてメーカーに発注して製造した指定機関車です。



 今まで電気機関車が牽引する時には、トラブルを防止するために重連で運用されていました。EF58形以降は、単機で牽引する様になりました。



 EF58-61の製造は、日立製作所が担当しました。車体をため色に塗装するなど、お召し列車用として特別な仕様で製造されています。



 夢空間は、JR東日本が次世代の寝台列車について検討するために、1989に製造したものです。1989年に開催された横浜博覧会の自社展示ブース「夢空間'89」で一般公開されました。その後、団体専用列車臨時列車に用いられています。1988前に来日した「オリエント急行」の車両の設計を参考に、内装や外部塗色が行われています。夢空間の設計は、「カシオペア」として使用を開始した個室寝台車両E26系客車の参考にもされました。 



 オハフ25-901「ラウンジカー」です。共用空間として使用するロビーカーです。車内にはバーラウンジがあり、ソファや自動演奏装置が付いているピアノなどがあります。車掌室が車両の一端にあります。製造は富士重工業で、内装は百貨店の松屋が担当しました。車体の塗装は、エンジ色を基本色とし、窓の周りをベージュとし、金のピンストライプをあしらいました。「オリエント急行」のプルマンカーに似た塗装となっています。



 オシ25-901「ダイニングカー」です。展望室があり、列車の最後尾に連結される食堂車です。個室もあり、車両の後部には厨房がついています。製造は東急車輛製造、内装は東急百貨店が担当しました。車体の塗装は、メタリックグリーンの基調に金色の平行線です。