常磐新線 つくばエクスプレス総合車両基地の見学  2003年4月29日(火)

北千住駅―(常磐線)―取手駅―(関東鉄道)―新守谷駅…つくばエクスプレス総合車両基地・見学…新守谷駅―(関東鉄道)―取手駅―(常磐線)―北千住駅



 常磐新線の開通に先駆けて、守谷にあるつくばエクスプレス車両基地の車両展示会が行われました。私たちは、北千住駅に集合し、常磐線や関東鉄道を乗り継いで新守谷駅へ行きました。北千住駅には、常磐新線の開通に関する案内が掲示されていました。



 つくばエクスプレス総合車両基地では、まもなく開通する常磐新線の駅施設、新しく導入される車両や路線の概要について展示されていました。



 常磐新線に導入される車両は、先頭部が「速い鉄道」をイメージしたシャープなデザインになっています。外観には、シンボルマークの「TX」とブランドアイデンティティカラーである「スカーレット」が施されています。



 検車ピットでは、電車の各装置の説明や車内設備が案内されていました。



 客室は、バリアフリーへの配慮に加え、開放感のあるインテリアをイメージして、明るく清潔感のあるカラースキームとしています。一部にセミクロスシート車を採用しています。



 最高速度は、130km/hです。車内信号式ATC(Automatic Train Control自動列車制御装置)やATO(Automatic Train Operation自動列車運転装置)を装備し、高いレベルの運行安全性を確保しています。



 車両基地の中では、今までJR東日本に勤めていたが、今年から常磐新線でで働くことになった人の会話が聞こえてきました。東京地下鉄に勤めている鉄道研究部OBの話によりと、「東京地下鉄の社員にも常磐新線に移らないか」という誘いが来ているそうです。



 鉄研部の部員たちは、目新しい車両にかなり興味を示し、ずいぶんと写真を撮りました。