湘南モノレール 湘南深沢車両基地 2002年12月10日(火)
日本学園…明大前駅―(京王電鉄井の頭線)―渋谷駅―(東急電鉄東横線)―横浜駅―(東海道本線)―大船駅―(湘南モノレール)―湘南深沢駅…車両基地・取材…湘南深沢駅―(湘南モノレール)―湘南江の島駅・解散
2学期の期末試験最終日の午後を利用して、湘南モノレールを取材しました。
湘南モノレールは、11970年3月に大船駅―西鎌倉駅間4.7km、西鎌倉駅―湘南江の島駅間1.9kmが開通しました。
当初は、海を渡って江の島まで開通する計画もあったそうです。
湘南モノレールの主力車両となっている500形は、1988年に湘南モノレール導入されました。3両編成で、1両の定員は228人です。最高時速は、75kmです。
私たちは、湘南深沢駅にある車両基地を取材しました。モノレール電車の定期検査を行っています。
検査ピットで、台車を見学しました。台車は、ゴムタイヤ空気バネ式2軸台車です。
台車に集電装置が付いていて、桁の中の送電レールから電気を集めます。
車体はアルミ合金製で、車体全体の自重は51.8tです。車体が台車から懸垂リンクで吊られた懸垂式モノレールです。
主電動機装置やブレーキ制御装置など、主要な機器全て、連結器が車体の屋根上に備え付けられています。
私たちは、モノレールンの運転室も見学させていただきました。
モノレールは、路上などに敷設出来るので、鉄道に比べて路線用地の獲得が有利だそうです。
最後に私たちは、湘南深沢駅で、モノレールの切り替えポイント、転轍機の動きを見学しました。
そして、湘南モノレールに乗って、湘南江の島駅へ行きました。時速70kmで走ると結構なスピード感を感じました。
モノレールからの眺めも良いものでした。海を渡って江の島まで行けたら、さぞかし良い景色が見られただろうなと思いました。
今日は、湘南モノレールの方々が親切に解説して下さり、懸垂式モノレールについて学ぶことが出来ました。