福島交通 桜水駅車両基地を取材 2001年12月26日(水)
福島駅―(福島交通)―桜水駅・車両基地取材―(福島交通)―飯坂温泉駅…飯坂温泉散策
福島駅で、東北本線や阿武隈急行を撮影した後、福島交通の車両基地を取材しました。福島交通の前身は、1907年に創立した信達軌道です。前身です。開業後間もなく雨宮敬次郎の大日本軌道と合併しました。再び信達軌道が設立され、電化と改軌により軽便鉄道から路面電車へ変更され、福島電気鉄道となりました。
後に飯坂電車と合併し、バス事業を拡大し、1962年に福島交通となりました。1971年の飯坂東線が廃止され、鉄道路線は飯坂線のみとなりました。現在の福島交通の主力事業は、バス部門です。飯坂線は、1924年に福島飯坂電車軌道によって開業されました。後に福島交通の前身である福島電気鉄道に合併されました。現在、福島駅と飯坂温泉駅を結ぶ鉄道として運営されています。
桜水駅は、島式ホーム1面2線の地上駅です。構内には、車両基地や検修施設があります。終日、社員が配置する駅です。出札窓口には、定期券・回数券・阿武隈急行線連絡乗車券の発売がおこなわれています。写真は、福島交通7000系電車の乗務員室です。福島交通飯坂線で使用されている通勤形の電車です。飯坂線の架線電圧は、かつて直流750Vでした。1991年に直流1500Vに昇圧されました。それに伴い、東京急行電鉄から7000系を譲り受けて導入しました。
写真は、サハ3000形です。1966年に日本車両により製造されました。5100形の付随車としてラッシュ時に増結されました。今は、桜水駅の倉庫として使用されています。
桜ヶ丘駅の車両基地を取材した後、福島交通の7000形電車に乗って飯坂温泉へ行きました。飯坂温泉駅まで電車の本数も多く、車内が多くのお客さんで賑わっていました。