東武鉄道 北春日部車両基地撮影会 2001年11月25日(日)
北千住駅―(東武鉄道)―北春日部駅…春日部車両基地・見学…北春日部駅―(東武鉄道)―北千住駅・解散
東武鉄道の車両基地撮影会に参加しました。
東武鉄道は、東京都・埼玉県・千葉県・栃木県・群馬県の1都4県に、総営業キロ数463.3kmに及ぶ鉄道路線を有する大手私鉄です。営業キロ数は、JRをのぞく日本の鉄道では近畿日本鉄道に次いで第2位、関東地方では最長です。路線は、伊勢崎線と日光線を軸とした本線と、東上本線・越生線からなる東上線の2つの路線群に分けられます。東武は、武蔵国の東部に由来します。創立は大手私鉄の中では一番古いです。
写真に写っている手前の車両は、東武100系電車です。東武鉄道の特急形車両です。日光線特急列車用として1990年6月1日に営業運転を開始しました。一般公募により「スペーシア (SPACIA) 」という愛称がつきました。1991年までに6両編成9本、計54両がアルナ工機と東急車輛製造で製造されました。1991年9月1日に1720系を全車置き換え、日光線・鬼怒川線系統の特急列車は100系に統一されました。1990年に通商産業省グッドデザイン商品に選定され、1991年に鉄道友の会ブルーリボン賞を受賞しました。
その奥に写って売る車両は、東武200系電車です。1991年2月1日より運用を開始しました。急行列車「りょうもう」用として、1800系の置き換えのために登場しました。その後、「りょうもう」の特急列車への格上げにより、実質的に急行用から特急用となりました。
写真に向かって右から3番目の車両は、東武300系電車です。急行列車「きりふり」・「ゆのさと」用として1991年7月21日に営業運転を開始しました。その後、「きりふり」・「ゆのさと」の特急列車への格上げにより、実質的に急行用から特急用となりました。
写真に向かって右から4番目の車両は、東武6050系電車です。1985年に6000系の車体更新によって登場しました。東武鉄道の2ドアセミクロスシートの電車です。伊勢崎線・日光線の快速と一部の普通で運用されています。
東武20000系電車です。1988年3月25日に運行を開始したした東武鉄道の通勤形電車です。伊勢崎線と営団地下鉄日比谷線との直通運転用として、2000系の置き換えのために製造されました。全長は乗り入れ先の日比谷線の規格に合わせて18 mとなっています。
写真に向かって右から2番目の車両は、半蔵門線直通用として登場した30000系です。直通開始まで地上運用に効率的に運用できるように10両固定でなく6両と4両となっています。1997年3月25日から営業運転を始めました。10030系に準じたステンレス車体で、東武初のワンハンドルマスコンや車両情報制御装置、HID前照灯、IGBT素子を使用したVVVFインバーターなどが採用され、側窓も引き継がれてきた個別のユニット式をやめ2連ユニット式になっています。種別・行先表示機はLED式となり側面のものは大型で30000系の特徴ともなっています。また東急線内での急行運転に備えて急行灯が設置されました。室内はブルーを多く使ったすっきりしたものとなっています。