八ヶ岳 赤岳・横岳・硫黄岳  2001年7月22日(日)

 行者小屋…(120分)…赤岳(2899m)…(20分)…赤岳展望荘…(10分)…地蔵仏…(40分)…横岳(2892m)…(75分)…硫黄小屋…(35分)…硫黄岳(2742m)…(15分)…赤岩の頭(2656m)…(45分)…赤岳鉱泉…(40分)…堰堤広場…(35分)…美濃戸山荘…(35分)…美濃戸口停留所―(諏訪バス)―茅野駅―(中央本線)―高尾駅・解散



 早朝、テントから出て出発の準備をしていると、だんだんと夜が明け、赤岳頂上や八ヶ岳の稜線がくっきりと見えてきました。今日は晴天に恵まれそうです。



 朝食を食べ、テントを撤収し、早々に出発しました。



 文三郎尾根を登り、稜線に出ると、視界が開け、阿弥陀岳や横岳の頂上が間近に見えました。天気が良く、清里や諏訪湖が良く見渡せました。





 赤岳頂上直下の岩場で少し緊張しましたが、みんな元気に頂上に登りました。







 赤岳頂上小屋には、ジュースやお土産が売られていました。











 私たちは、頂上からの景色を眺めながら寛いでから、急坂を慎重に下り、赤岳展望荘へ行きました。





 赤岳展望荘の前で、部員の妹から東京から携帯電話がかかって来て、部員たちはびっくりしました。「こんな所に電話がつながるのか?」。いよいよ山溪部の登山にも、携帯電話を便利に利用する時代が来たようです。





 目指す横岳が目の前に大きく見えました。地蔵仏で記念写真をとってから、横岳への登り道を登りました。







 ここから横岳頂上まで岩場が続きます。みんな、緊張感を持って歩きました。







 硫黄小屋の前に鐘があり、みんなその鐘に興味を示しました。硫黄小屋から硫黄岳へ向けて、だらだらと長い登り坂が続きます。したから眺めると嫌になります。



 やっとの思いで硫黄岳の頂上に着くと、そこは盆踊りが出来るほど広く平らな山頂でした。山頂の東側に火口があり、断崖絶壁になっていました。



 山頂から天狗岳や赤岳鉱泉が良く見えました。私たちは、赤岳鉱泉を目指して下りました。赤岩の頭から赤岳鉱泉小屋が目の前に見えたのに、なかなか辿り着きませんでした。



 赤岳鉱泉につくと、水がたっぷりあり、ジュースも売られていました。みんなここで水を飲み、美濃戸山荘へ向けて猛スピードで走って行きました。



 美濃戸口で温泉に入り、着替えをしました。温泉から出てくると、もう茅野行きのバスが待っていました。臨時バスでした。「そう言えば、以前に八ヶ岳に来た時にも、臨時バスに乗って帰ったな」と思い、八ヶ岳の景色を眺めながら茅野駅へ戻りました。今回の登山でも、怪我や事故もなく、晴天に恵まれ、楽しい登山ができました。