箱根芦ノ湖・箱根関所を散策 2000月3月31日(金)
大涌谷駅…火山博物館・見学…大涌谷駅―(箱根ロープウェイ)―桃源台駅―(箱根観光船)―箱根町…箱根関所・見学…箱根町―(箱根登山バス)―箱根湯本駅―(小田急ロマンスカー)―町田駅・解散
箱根ロープウェイ大涌谷駅を取材した後、大涌谷を散策しました。大涌谷は、約3000年前の箱根火山最後の爆発によってできた神山火口の爆裂跡です。
荒涼とした大地には白煙が立ち込め、現在も火山活動の迫力を感じられます。江戸時代までは、地獄谷と呼ばれました。現在は、箱根の代表的な観光地になっています。
ゴツゴツした岩に、強い硫化水素の臭いが立ち込めています。大涌谷自然研究路を歩いて、噴煙地を登っていくと、玉子茶屋があります。往復約40分の散策コースです。
大涌谷を散策した後、箱根ロープウェイに乗り、桃源台へ行きました。桃源台から箱根観光汽船に乗り、芦ノ湖の景色を眺めました。箱根観光船は、芦ノ湖で海賊船風の船が就航している運航する観光船です。
運航上の愛称は箱根海賊船です。箱根町−元箱根−桃源台−箱根町を周回します。海賊船風の船は、バーサ(1991年〜就航)、ビクトリア(1980年〜就航)、ロワイヤル(1987年〜就航)の3隻が運行しています。
箱根観光船から、箱根駒ケ岳が見えました。箱根駒ケ岳は、箱根連山の一つで標高1357mの高さです。目の前に駒ケ岳ロープウェイが見えます。駒ヶ岳と、芦ノ湖畔の箱根園駅を結んでいる全長約1800mのロープウェーです。駒ヶ岳山頂へ行く唯一の交通手段として、多くのお客さまにご利用いただいております。その眼下には、箱根芦ノ湖遊覧船が浮かんでいました。箱根芦ノ湖遊覧船は、1920年に設立された箱根遊船株式会社にさかのぼります。1961年には、世界初となる双胴船「くらかけ丸」が就航しました。箱根関所などがある箱根関所跡港、箱根神社や杉並木に近い元箱根港、芦ノ湖のレジャースポット箱根園のある箱根園港、芦ノ湖の北のターミナル湖尻港の4つの港があります。
私たちは、箱根町で船を下り、箱根関所跡と箱根駅伝のレリーフを見物しました。
箱根関所は、江戸幕府によって1619年から1869(明治2年)年まで、相模国足柄下郡箱根(現箱根町箱根)の芦ノ湖湖畔に設置された東海道の箱根関所です。箱根関といえば、江戸時代以前に箱根山山麓に置かれた関所と江戸幕府が東海道と並行してある脇往還に設置した関所も含んでいるそうです。
箱根駅伝のレリーフの前で記念写真を撮影しました。箱根登山鉄道のバスに乗り、箱根湯本駅へ行き、小田急ロマンスカーに乗り、東京へ帰りました。今回の春期合宿は、たいへん楽しく取り組めました。