電車とバスの博物館 1999年12月10日(金)

高津駅…電車とバスの博物館・見学…高津駅―(東急田園都市線)―長津田駅―(東急送迎)―長津田工場・取材―(東急送迎)―長津田駅・解散



本日鉄道研究部は、東京急行電鉄長津田工場を取材しました。最初に高津駅に集合し、電車とバスの博物館を見学しました。



高津駅にある東急旧型車両を撮影し、電車とバスの博物館を見学しました。
モハ510形。デハ34501989年に復元されました。高津駅の改札前に展示されています。





東急デハ200形電車。東京急行電鉄玉川線(玉電)に在籍していた路面電車車両です。設計時点での最新の技術を盛り込んだ、画期的な超低床構造の2車体連接車でした。保守・運転共に難があり、玉川線廃止と共に全車廃車となりました。



デハ3450形デハ3456(カットボディ)。制御装置と台車とのセットで展示されており、マスコンハンドルを動かすとモーターが回り、ブレーキハンドルを動かすとブレーキシリンダーが作動します。



また、パンタグラフの上下操作ができるほか、車内放送用マイクが設置されており車掌体験もでます。




モハ510形モハ517運転シミュレータ(カットボディ)。デハ3456をカットボディにした際に余剰となった後部を復元したもの(モハ517はデハ3456の製造時の車両番号)です。田園都市線つきみ野〜鷺沼間が収録されており、落成当時の内装を再現したため運転席に速度計がありません。収録映像は1989年頃のものです。開館当初はシミュレータではなく、高津時代のリニューアルに際しシミュレータに変更されました。





日野RB10(路線バス)。後部の床が透明になっていて、エンジンや足回りの構造が見られるようになっています。また、方向幕や放送装置、降車ブザーおよび降車口ドア(安全のためそこからの乗り降りはできない)を操作することができます。
三菱B623B(東急コーチ)。1975年(昭和50年)の自由が丘線開設時に導入された車です。運転シミュレータとして活用されており、地元の鷺沼線(宮崎台駅〜鷺沼駅間)が収録されています。運転結果はコンピュータで診断の上採点されます。