相模鉄道 かしわ台工機所 1999年8月27日(金)
海老名駅―(相模鉄道)―かしわ台駅…かしわ台工機所…かしわ台駅―(相模鉄道)―海老名駅・解散
夏休みの終わり近く、私たちは、かしわ台工機所を取材しました。かしわ台工機所の設備や電車の整備と点検、ステンレス車両の特徴について学びました。電気機関車や蒸気機関車も撮影しました。
整備中の9000形電車。検査の前に、車体の汚れを落とします。
リフティングジャッキに乗せられ、台車から切り離される7000系電車。
車体に心棒が付いていて、台車に乗せる仕組みになっています。
車体作業場にて、床下の点検。
スパナやハンマーなどの工具は、使用したら決められた場所に置いて保管します。台車などに工具を置き忘れたまま、電車が走行すると大事故につながるからです。
菱形パンタグラフの骨組み。骨組み全てに電流が通り、架線から電車に電気を送ります。骨組みの接続部に負担がかかるので、電流が通るバイパスが設けられています。
菱形パンタグラフの集電舟です。すり板部にはブロイメットやカーボンが使われています。
レールから車両の乗降口床下までの高さが1200mmに設定されています。レールからホームまでの高さは、1100mmに設定されています。
相模鉄道の台車には、ディスクブレーキが車輪の外側に備え付けられています。東急電車は、車輪の内側にディスクブレーキが付いています。
ホキ801。相模鉄道に唯一在籍している砂利運搬用の貨車です。
2000系電車です。かしわ台工機所構内出の電車入れ換え作業に使われています。
ED11形電気機関車です。相模鉄道には、4両の電気機関車があります。
かしわ台工機所構内に置かれているトフ400.
相模鉄道で初めて製造されたアルミ製車体の車両。
アルミ製車両とともにかしわ台工機所に保存されている6000系車両。
かしわ台工機所の入り口に保存されている蒸気機関車と客車。本日の取材は、相模鉄道の方々が親切に対応して下さったので、相模鉄道の概要とかしわ台工機所の役割について学ぶことが出来ました。ありがとうございます。