営団地下鉄千代田線 綾瀬工場 1999年2月12日(金)

北千住駅―(常磐線・千代田線)―北綾瀬駅…綾瀬車両基地・取材…北綾瀬駅―(千代田線・常磐線)―金町駅



本日、鉄道研究部の部員たちは、日本学園高校の入試試験の合格発表日を利用して、営団地下鉄千代田線の車両基地と京成電鉄の検車区を取材しました。



綾瀬工場・綾瀬検車区は、総面積148494u、1971年に開設された営団地下鉄最大の車両基地です。千代田線支線の北綾瀬駅の先、環状7号線を越えると左手に車両工場、奥に検車区ピットがあります。



工場は、千代田線・有楽町線・南北線車両の全般検査と重要部検査を行っています。車体職場は、営団地下鉄初の10両横置き型となっています。



その車体職場を中心に、走り装置職場と電機装置職場が両側に配置され、検査の流れに沿って一巡出来る様にレイアウトされています。検車区には5線の検車線があり、千代田線全車両の列車検査や月検査を受け持っています。将来、留置線が増設できるようになっています。



千代田線では、6000系が投入され、チョッパ制御装置の更新工事が行われていました。現在では、 VVVFインバータ制御装置への換装が進められています。綾瀬工場の設備も、新型車両の導入に合わせて、最新のものに置き換えられるそうです。



鉄道研究部の部員たちは、広大な綾瀬車両基地、工場の設備を興味深く見学しました。綾瀬工場の方々が親切に工場を案内して下さり、部員たちは営団地下鉄の車両と検査の仕組み、工場の役割について詳しく学ぶことが出来ました。ありがとうございます。