新潟交通 関屋駅車両基地を取材    1998年12月21日(月)

 冬期合宿2日目は、新潟交通の車両基地と北越急行を取材しました。新潟交通の車両基地では、ラッセル車などを撮影しました。

旅館よこやま…村松駅―(蒲原鉄道)―五泉駅―(磐越西線)―新津駅―(信越本線)―新潟駅―(越後線)―関屋駅…東関屋駅・見学




 旅館を出て、村松駅より蒲原鉄道に乗りました。写真は、蒲原鉄道の村松駅の駅舎です。駅前には、バスターミナルがあります。

 



 村松駅のプラットホームとモハ41形です。




 JR越後線の関屋駅より10分ほど歩いた所に新潟交通の東関屋駅がありました。写真は、関屋駅と車両基地です。

 



 写真は、新潟交通2220形です。1985年に小田急電鉄より導入された車両です。塗装も小田急時代のまま使用されました。1998年11月に故障しました。電車線の廃止が確実となったので、修理せずに車庫に置かれています。

 
 


 写真は、モハ19形、モハ24形です。1960〜1969年に、従来の電車の部品を用いて製造された新潟交通の標準的な通勤電車です。




 写真は、モワ51形です。1933年の新潟交通電車線の開業時に製造された有蓋電動貨車です。

 



 写真の右側に写っているのは、キ100形貨車です。1968年に国鉄から譲渡されたラッセル式除雪車です。モワ51形に推進されて除雪作業をするので、電動貨車を制御する機器が取り付けれているます。

 



 モハ12形の運転室を見学しました。

 


 

 世界大戦前まで阿賀野川や信濃川の下流域は、水上交通が盛んでした。1922年に大河津分水路が建設されました。信濃川の水量が減少し、水運が難しくなりました。1933年に、河川交通の替わりとして新潟交通電車線が建設されました。1933年4月1日に東関屋駅― 白根駅間が開通し、1933年8月15日に全線36.1km、白山前駅(後の県庁前駅)―燕駅間が開通しました。開業当時は、周辺町村から米や野菜、燕から金物・食器などが輸送されたそうです。1992年には白山前駅―東関屋駅間、1993年には月潟駅―燕駅間が廃止されていました。