1995年度夏期合宿 梓川に沿って槍沢キャンプ場へ 1995年8月11日(金)
―(松本電鉄バスさわやか信州号)―大正池…(25分)…田代池…(20分)…ウェストン碑…(20分)…河童橋…(80分)…明神池…(70分)…徳沢…(60分)…横尾…(40分)…一ノ俣出合…(30分)…槍沢ロッヂ…(40分)…槍沢キャンプ場・テント設営・飯盒炊爨・消灯
早朝、大正池に着いた時は、天気が悪く、肌寒く感じました。雨がたくさん降り、梓川が茶色く濁っていました。
私たちは、散策路に沿って歩き、ウェストン碑を見学しました。ウォルター=ウェストンは、イギリスの宣教師です。1888年から1894年まで日本に訪れ、慶應義塾大学の教師を勤めました。その時に、飛騨山脈、木曽山脈、赤石山脈へ出向き、「日本アルプスの登山と探検」という本をイギリスで出版しました。これら3つの山脈を、日本アルプスと命名した人とされています。
次に私たちは、河童橋を散策しました。上高地の観光スポットです。晴天ならば、焼岳や穂高連峰の山々が見渡せる所です。
梓川に沿う木道を歩いて明神池へ行きました。
明神池の前には、嘉門次小屋と佐藤嘉門次の碑があります。佐藤嘉門次は、ウォルター=ウェストンが1893年に前穂高岳に登った時に案内をした地元の猟師です。
徳沢キャンプ場に着いた頃から雨が上がりました。横尾キャンプ場に着いた頃には、衣服が乾いてきました。
横チャンプ上で昼食のカレーを作って食べました。
槍沢ロッヂで、槍沢キャンプ場にテントを張る手続きをしました。
槍沢キャンプ場は、槍沢ロッヂから歩いて30分くらいの所にありました。水場やトイレが近くにありました。早速テントを設営し、濡れたザックカバーや雨具を乾かしました。そして、夕食を作り食べました。明日に備えて、早々に寝ました。