今年最後の活動 スキー合宿終了 1993年12月25日()

万座亭・万座温泉―(万座ハイウェイ)―渋川伊香保IC―(関越自動車道)―練馬IC―()―新宿駅・一部解散―(甲州街道)―明治大学泉校舎向かい…日本学園高校・解散



今回のスキー合宿では、怪我人が一人も出なかった。インストラクターの先生のおかげで、部員たち全員がゲレンデで上手にスキーが出来る様になりました。高校生は、練習次第では上達が早い、この感じを日頃の学習にも活かしてほしいと痛感しました。



高1G組 コースケ スピード
 僕は3班なので、一日中ボーゲンの練習をした。ボーゲンでは、少しでも板が外に行ったりしてしまうと、そのままどんどん足が開いてしまい、お尻の割れ目からビリビリと頭の方まで裂けてしまいそうになる。そんなことも、一日目が終わり、二日目になると慣れてきてなくなった。練習していた場所は、一番傾斜の緩い所で、そこから皮肉なことに、リフトで楽しそうに足をぶらぶらさせ、顔には幸せそうな笑みを浮かべる上級者、または中級者の方々が真上を通って行った。僕らはそれを見て、「早くリフトに乗って、地平線の遥か彼方から滑ってくるあの人達の様になりたい。」と思うのだけれど、実際にやれば、柱に激突、または谷に転落、はたまた初心者同士でクラッシュすることは目に見えているので、そこをグッと我慢し、ソロソロとプルークボーゲンなどをした。ここまでは題名とあまり関係なくなってしまっていたので、それについて思えば、あのスピード感は何とも言えないとしか言いようがない、怖いのだけれど楽しいし、楽しいけれど怖い。僕はあのスピード感に取り付かれて、スキーに染まっていくだろう。