大鳥池から竜門山へ 雨と霧の中の縦走 1993年7月27日(火)
大鳥池…(55分)…三角峰…(72分)…ウツボ峰(1640m)…(68分)…以東岳(1771m)…(34分)…金堀(1490m)…(37分)…中先峰…(50分)…狐穴小屋…(40分)…三方鏡(1580m)…(50分)…北寒河江山(1580m)…(31分)…寒河江山(1694m)…(70分)…南寒河江山(1660m)…(51分)…竜門小屋…竜門山(1687m)…竜門小屋・飯盒炊爨・消灯

朝食を食べ、テントと団体装備を撤収し、朝5時に大鳥池を出発しました。

以東岳への登りでは、天気が良く涼しかったので、よく歩けました。行く手にある岩のピークを登ると、更に登り道が続いてることが何度も続き、部員たちはだんだん疲れてきました。

途中で雪渓が出てきました。部員たちは、雪渓を近くで見るのが初めてだったので、すごく興味をもちました。

雪渓の近くは、ひんやりとした空気が漂っていました。

雪渓を後に、以東岳を目指しました。

私たちは、三角峰、ウツボ峰を経由して、以東岳を目指しました。





やっと、以東岳の頂上が目の前に見えてきました。霧がかかってきました。

以東岳の山頂に着きました。山頂には、一等三角点と1934年7月29日にここで高橋博藏さんが遭難したことを記す碑がありました。

以東岳の頂上は、たいへん景色が良く朝日連峰が見渡せるそうです。今日は、霧がかかり、景色が一面真っ白となりました。

以東岳から竜門山までの道程は、広々とした尾根道で、見晴らしのよい所でした。

段々と霧が深くなり、先が見えなくなってきました。

雪渓を渡りました。

雪渓の先には、狐穴小屋が見えてきました。

雨がザアザアと降り出して来たので、狐穴小屋へ急いで入りました。

狐穴小屋で雨宿りをしました。ここで昼食を食べました。

雨が少し小降りになったところで、竜門小屋を目指しました。

寒河江山への登りで、少しバテタ部員もいましたが、みんなで登ることが出来ました。

竜門小屋に着きました。私たちは、団体装備を整理し、ラーメンを食べました。みんな、このとき食べた中華三昧は、本当に美味しかったと言っています。

昼食を食べているうちに雨が上がりました。

だんだん雲がとけ、新潟の町までもが見えてきました。

朝日連峰の山々も見渡せました。

部員たちは、濡れた登山靴を乾かし、竜門山に登りました。

佐渡島も見えてきました。









夜には、新潟の夜景が良く見えました。


寒河江山ではバテ気味だった部員たちも、すっかり元気を取り戻しました。

目指す朝日岳までは、もう少しの道程です。

鳥海山や月山も見えました。

夜は、ハンバーグを食べて寝ました。明日こそは、良い天気でありますように。