あの時の青空 学園編 設定資料集

平和な日常、いつもと変らない日々、そんな中でも少しずつかわっていく世界。
それでも、いつも見上げれば透き通る青空が。
何日すぎようと、何年すぎようと変らないその青空を
思い出の中にあるあの時の青空をあなたは覚えていますか?
道に迷った時、ふと空を見上げた時の青空を貴方は覚えていますか?
私は覚えている。あの、懐かしい青空を・・・

舞台:
  私立『エリン学園』
  ここは、どこにでもある普通の学園・・・とはちょっと違っていた。
  何が違っているかと言うと、全てが自由と言う事。
  勉強するのも、スポーツをするのも、遊ぶのも、何をするのも自由。
  3ヶ月に一度行われる試験に合格すればその間、何をしてても本当に自由なのである。
  試験の内容は筆記試験と実技試験の2パターンあるが、どちらかで合格すればOKというかなり変わった学園である。
  (ちなみに、試験に合格できない場合は強制補習がまっており、次の定期試験まで強化合宿に参加することになる)
  
  この物語は、そんな変わった学園にある、これまた変わった倶楽部『あの時の青空』の活動内容をほんの少し紹介し、
  同倶楽部の楽しい面々のいつもの日常を覗き見る物語である。


学校紹介
学校名 :私立『エリン学園』
特徴 :すべてが自由。勉強も遊びも個人の自由。
規模 :自由をモットーにしているためあまり多くの生徒は受け入れられない。そのため、現在は100人程度である
学校案内 :
 当校は生徒自身が考え、行動し、その結果を踏まえて次へ生かし、己を鍛錬していくことを目標としております。
 ただ、完全に任せきりと言う訳ではなく、定期試験にパスできなかった生徒には、短期集中強化合宿等を行っており、
 学校側からのフォロー体制も整っております。
 受ける受けないは生徒の判断に任せておりますが、通常の学園と同じく普通の授業も行っております。
 必要と思われる授業を受けていただくことで、自分の適性を伸ばしてください。
 皆様のご入学を心よりお待ちしております。
 なお、体験入学制度も実施しておりますので、お気軽にご連絡ください。


登場人物紹介

すちか:
所属クラス:生活応援クラス
 一応この物語の主人公。
 部長であるロンディネラに憧れて倶楽部『あの時の青空』に入部した。
 動機は単なる憧れであったのだが、入部後は部の方針に感化され、積極的に活動している。
 (といっても毎日部室で雑談したりするだけだが・・・)
 容姿普通、勉強普通、運動普通という普通の子であるが、彼女の入れるお茶は部員に大好評である。
 また、もう一つの特技として幼い頃よりやっているリュートがあるのだが、人前ではまず演奏しないため
 その腕を知っている者は極わずかである。
 何かに夢中になるということが無く、欲があまり無いため、彼氏等とはまったく無縁な生活を送っている。
ロンディネラ曰く、「自己アピールが足りない」らしい。
 「お茶いれますね。今日は紅茶ですよ〜」

ロンディネラ:
所属クラス:狩人クラス
 倶楽部『あの時の青空』の部長。後輩のすちかがお気に入り?
 同倶楽部の副部長のシェティスは無二の親友。
 容姿端麗、スポーツは万能では無いが運動神経はそこそこ良い。頭脳は普通よりちょっと上。
 部室で良くカクテル?っぽいジュースを飲んでいる。お酒ではないようであるが詳細は不明。
数多くの技能の持ち主ではあるが、その全容は謎。どれほどのスペックを有しているのか・・・
 ちなみに、面白そうな事にはなんでも参加する。
 「楽しく行かなきゃ、だめだ〜め♪」
 
シェティス:
所属クラス:狩人クラス
 倶楽部『あの時の青空』の副部長。全校生徒のアイドル。
同じクラスのロンディネラに誘われて『あの時の青空』倶楽部を発足した。
休日なども彼女と一緒に行動するなど関係はとっても親密である。
 容姿端麗、頭脳明晰、運動だめ。彼女の笑顔には誰もが屈するという優れもの。
学園内には非公認ではあるが、ファン倶楽部も存在しており、人気の高さが伺える。
 お嬢様!と思われがちだが実家は至って庶民。放課後こっそりスーパーでアルバイトをしている。
最初はレジ担当だったのだが、お客が一箇所に集中するという怪現象が発生したため現在は事務の仕事をしている。
「いらっしゃいませ〜♪・・・はぁ・・・練習しても無駄なんだけどね」
 
甲斐那:
所属クラス:近接格闘クラス
報道部に所属する凄腕敏腕記者・・・なのだが、最近はそっちよりも『あの時の青空』の部室に入り浸り中。
 以前、変り種倶楽部特集で青空倶楽部を取材した際に気に入ってしまったようである。
 無類の賭け事好きにして、まったく勝てないことで有名。下手の横好きである。
 しかし、負けてもそれを無かったことにする技術は一級品で、いまだに負け分を払ったことが無いらしい。
 最近は部室にて良く将棋をさしている。
 裏設定で、諜報部のトップエージェントとして活躍している。
 「よし、これで・・・あ、あれ?・・・おっと、急用が出来た。じゃあな〜」

鳳ノ花:
所属クラス:近接格闘クラス→生活応援クラス
 はじめは近接格闘クラスに所属していたのだが、部室にて部長とミリシャがさしていた対局を見た時に
 その流れの美しさに魅了され生活応援クラスへ編入。その後、ミリシャの元に押しかけ弟子入り。
 将棋に対する天性の才能があったらしく、見事にその能力を開花させ見事にプロ棋士としてデビューした。
 高校生のデビューは棋士としては遅咲きとのことではあったが本人はまったく気にしていない。
 近々、タイトル戦があるとの事。
 部室では甲斐那と良く対局しているのだが、いつも勝てそうになると甲斐那が消えるため賞品GETになっていないらしい。
 彼女が賞品をGETできるときは訪れるのだろうか・・・
 甲斐那と同じく彼女も裏設定で諜報部に所属しているのだがそれはまた別の話・・・
 「ああ!今日も逃げられた〜><」

グランズ:
所属クラス:近接格闘クラス
 動かざること山の如しを体言するかのような巨人族の勇者。
 通称、達磨。
 口癖がも"〜なため、牛とも呼ばれている。
 近接格闘の名人で、恐らく突進系の攻撃力は最強であろうとの評判。
 知識の方もなかなかに手広く、アツシの奏でるマニアックな曲に対しても反応が出来るほどである。
 甲斐那と同じく、裏設定で諜報部に所属しており、甲斐那とはチームを組んでおり、
 諜報部最強のチームとして数々のミッションをクリアしている。
 「も"〜甲斐君、せっかく助けにきてやったのに。このまま帰るぞ!」

桜蓮寺アツシ
所属クラス:吟遊詩人クラス
 吟遊詩人クラス始まって以来の天才と言われるほどのマンドリンの名手。
 彼の歌声は小鳥をも魅了し、彼の奏でるマンドリンは泣いてる赤子をすら眠らせると言う。
 エリン学園始まって以来のマンドリンの名手と噂される程の技量があるが、なぜか楽器の調律が苦手という
 奏者としてはなぜ??と言わざるを得ない欠点を持っている。
 また、彼が自主的に選ぶ楽譜はレアというか・・・マニアックなものが非常に多く、なぜそれを、その美声でやりますか!
 と、聞いてる方は疑問符が大量に浮かんでしまう程のものである。
 「あれ?音がいつもと違う・・・ん〜先輩に見てもらいますかね〜」

ゆに:
所属クラス:近接格闘クラス
 入学式の時にチラッと見かけたシェティスに一目ぼれした好青年。
 調べた結果、あの時の青空と言う倶楽部の副部長をしている事がわかり、同じ部活に入りたい!
 との思いで入部。思い込んだら一直線な人物である。
 彼の思いは成就するのだろうか・・・
 「シェティさ〜ん、まっててね〜!」

マラファール:
所属クラス:近接格闘クラス
 すちかの兄にして、エリン学園の現生徒会長。
 生徒の把握が困難なこの学園の誰もがやりたがらない生徒会長職を自ら進んで引き受ける。
 就任後、見事な手腕と巧みな話術で消えかけていた生徒会の存在を一気に引き上げる事に成功する。
 学園側に対してもかなりの発言力と影響力を持っており、まさに伝説の人物である。
 現在は人手不足の問題を解決するための策を検討中とのこと。
 「ん〜、誰かカリスマな人物を登用するしかないか」

炎叢:
担当教科:国語
生活応援クラスの担任。同僚のニルシェとは良く口論になっているが、
 実は愛情の裏返しと言う噂も。はたから見るとじゃれあってるようにしか見えない。
 テストに出るぞ〜が口癖で、授業中に出ると言ったところは確実に出る。点数は必ず5点。
「テストに出るぞ〜ポイントは三箇所・・・15点はみんな確実に取れるね」
 
ニルシェ:
担当教科:歴史
 倶楽部『あの時の青空』の顧問。女生徒に手を出すことで有名。良くクビにならないものだ。
 担当科目は歴史、本人が言うには『歴史を語る男はかっこいい』と女生徒にもてるから
 ・・・らしい。実際はどうなんだろうか(苦笑)
シェティスファン倶楽部の子をナンパして落とすのが生きがいというとてもすばらしい先生。
まれに職員室でMMORPGをやってる。(ばれたらやばいぞ〜)
「さて、用件を聞こうか?愛の告白は24時間受け付けてるぞ?」

ミリシャ:
 プロ棋士
 将棋の世界ではTOP3に入る実力を持つプロ棋士。
 鳳ノ花の師匠でもあり、彼女の手本となるよう日々努力を続けている努力型の天才。
 昔、TVの撮影でロンディネラと対局した際、彼女の特異な才能を見抜き、
 それ以来熱心にロンディネラを将棋の世界に連れ込もうとしているのだが、
 こちらはうまく言っていないようである。
 現在二つのタイトルを保有中。近日中に三つ目を取るだろうと言われている。
 「ロンディネラさん、棋士になろうよ!ね!はい、決まり!ってどこ行くの〜!!」

月の環の宮:
 得意レンジ:外交、交渉
 世界一の大財閥、『月の環家』の61代目当主。組織の人間には宮様や月の宮と呼ばれている。
 組織のスポンサーにして、表の代表。(裏の代表はミリシャ)
 本部を離れることの出来ないミリシャに代わり、外交交渉、財界人とのパイプ役等を引き受けている。
 その巧みな話術と幅広いネットワークは組織にとって無くてはならない存在である。
 ちなみに、組織の運営費は彼女のポケットマネーが使われている。
 甲斐那の事が気に入っているようで、何かと依頼を持ちかけてきている。
 「別にあんたのためにやってるわけじゃないからね!」