見習い騎士の恋
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剣と魔法、神々の戦い、人と魔物
これだけの要素があれば、いざ!冒険のお話へ!!
と言うような流れになると思うけど
ここ、Seal学園都市はいたって平和な街であった。
少なくとも、冒険だ、神との戦いだ、といったような事はまったく関係ないように見える
どこにでもある平和な街、それがSeal学園都市である。
この街には名物とも言うべき建物が存在している。
この建物があるからこそのSeal学園都市であり、この建物があるからこそ
ここに街が出来たのである。
その建物とは『Seal学園』



そのままの名前である(^^;
魔法学校の名にふさわしく、冒険者見習たちの育成を行う機関である。
各職業ごとにクラスが分かれており、それぞれの職を目指すものが、同じクラスで学んでいる。
時に、ライバルとして、時に友として、色々なドラマが生まれる所・・・
それがSeal学園である・・・のかな?
こんな感じの学校を舞台にして、物語は始まる・・・

突然だった。
その子は僕の目の前にいきなり落ちてきた。
「いった〜い・・・この杖乗りにくいよ〜」
「だ、大丈夫?」
どうやら杖に乗る練習中に落ちてしまったらしい。
ここは、Seal学園。冒険に出る前の基礎的な知識や技術の習得を目的に作られた
冒険者の為の学校だ。
ここで、僕は騎士になるための勉強をしている。
今、目の前に落ちてきた彼女は杖に乗るって事は魔法士かな?
他にも、僧侶、剣士、芸人、鍛冶士とある。
「ありがとう。杖に乗るって難しいね」
「そうなんだ、でも、杖に乗るって楽しそうだね」
「あなたも乗ってみる?」
目の前の彼女はにっこりしながら杖を差し出してくる。
杖を受取ろうとした時、昼休み終了の鐘が鳴り響く
おしい!実におしい。もう少しで試せたのにな〜
「あ、時間になっちゃった・・・じゃあまたね〜」
素敵な笑顔を残しつつ彼女は僕の前から去っていった。
「はぁ〜・・・は!名前聞くの忘れてた!!」
なかなか、見事にお約束を実行してしまう僕のこの性格が悔しい・・・



「いたた・・・もう、くぅったら、変な杖よこすんだから」
痛む腰をさすりながら教室へ向かう階段を登る。
魔法士の教室は三階にあり、そこまで登るのは結構大変。
(杖に乗るんだし、魔法士の教室こそ一階に作るべきよね〜)
そんなことを思いながら教室に入るチロであった。
そうそう、自己紹介するね。
私の名前は桃姫、でも、チロって愛称で呼ばれてるからそっちのが良いかな〜
少しどじだけど、持ち前の明るさでカバーする元気な女の子〜♪
で、今この目の前にいるのが親友のくぅだよ。
一応本名はいちごって言うけど、こっちも愛称の方が定着してるんでそっちで呼んであげてね。
くぅはいつも冷静で楽しい雰囲気を作り出してくれるとってもいい人〜
ある意味、万能選手体質な魔法士だよ〜
「チロ?誰に説明してるのかわからないけど、その説明間違ってるから」
「ええ?そんなことないよ〜。それよりさっきの杖なによ〜」
「え?あれは貴方がバランス崩したからでしょ?私の杖のせいにしないでね」
そう、くぅは魔法士の講師としてSeal学園に来ていたのだった。
この学園では、先輩の特別授業というものがあり、実際に活躍している現役の方が講師を行うシステムなのである。
今回魔法士の授業にはくぅが呼ばれていたのだった。
「それにしても、チロ〜貴方、いまだに杖にのれないの?そんなことじゃ、卒業検定にうからないわよ?」
「つ、杖が悪かっただけだもん!」
「はいはい、じゃあ次は自分の杖を使ってやってみなさいね」
杖のせいじゃない・・・私がどじなだけ。
わかってるけど、わかってるけど。
「そういえば、さっき落ちた時に隣にいた人にはぶつからなかったでしょうね?」
「ん、大丈夫・・・と思う」
「知り合い?なんか仲よさそうに話してたけど?」
「ううん、今日はじめて知り合ったの。えっと・・・なんていったかしら」
・・・あ、名前聞いてなかった。
でも、なんだか、不思議な感じのする人だったな〜
初めて会った人に大事に杖を貸そうとするなんて、私らしくないよね
今度会えたら、名前を聞かなくちゃね。
「??」
黙り込んでしまったチロを前にどうして良いのかわからないくぅであった。

どたどたどた!ばん!!
「おい!ゆらいるか!大変だバイルがこの学園に侵入した」
息を切らせて教室に飛び込んできたのは僧侶のポポエット。
えっと、一応私の彼氏です。
あ、自己紹介が遅れちゃいました私、魔法士の講師で来ていますくぅこと、いちごこと、ゆらです。
色々な愛称で呼ばれていますけど、ゆらって呼ぶのはポポだけかな?
とってもかっこいいのよ〜彼ったら(^^)v
って、のろけてる場合じゃないよね。バイルが入り込んだ?この学園は周りを壁で覆ってるから
そんなに簡単には進入できないはずだけど??
「とにかく、他の講師と生徒で戦闘してるけど数が多い。魔法士の出番もあるから準備してくれ」
そういってポポエットは戦場に向かってダッシュしていった・・・かに見えたが。
「どんなことがあっても、君だけは俺が守るから」
ふいっと振り返り、恥ずかしそうに一言つぶやいたのだった。
「え?」
えっと・・・え?
「くぅ〜愛されてるね〜」
チロの目がにやにやしている・・・
よかった、リリがいなくて。あの子がいたら何を言い出すかわかったものじゃないものね。
「えっと・・・ありがとうw」
「のろけですかい!良いけどね〜。さて先生、編成をすませて早く向かわないと他の方に迷惑かけてしまいますよ?」
「え?あ、そうね、じゃあ、いきなりだけど実戦訓練になっちゃうわね、いい?絶対に無理はしないこと
 騎士組と剣士組の人たちが壁になってくれると思うから。傷ついたら後ろに下がって僧侶組の人に治療
 してもらうこと」
戦闘・・・この子たちにはまだ早いと思うけど・・・やるしかないわね。
でも、バイルがどうやって進入したのかしら。なにか嫌な予感がするわ。

「だめ、前に出るな。見習いの僧侶が前に出ても足手まといになるから」
僧侶組の面々に指示を出しながらポポエットは傷ついたものたちを治療していた。
(数が多い、どこから入ってきたんだ?)
「ポポエット先生、SPが持ちません」
(まずい、だんだん押されてきた。もう、もたない)
戦況は徐々に悪化している。
前線はまだもってはいるが、それとて時間の問題・・・
ポポエットの脳裏には笑顔で微笑む一人の魔法士の顔が浮かんでいた。
(ゆら・・・)
「ぽぽ、お待たせ、大丈夫?」
(おお!幻覚まで見えてきた。って俺死にかけてないのに。あれ?)
「お〜い、ポポ〜帰っておいで〜」
「え?あ、ああ、ゆら・・・うん」
「どうしたの?」
「いや、なんでもない、なんでもないよ、うん、なんでもないない」
「気になるよ〜」
「い、いや、その・・・えっと」
「こら〜、くぅ〜、いちゃついてないで指示だしてよ〜みんな固まっちゃってるよ?」
「あ、ごめんね。チロ〜、全員にどんどん打ち込んで〜って伝えて」
「わかった〜」
魔法士組の登場でまた戦局は振り出しに戻ったのだった。
「ゆら、気をつけろよ。自然発生したにしては敵の数が多すぎる」
「みたいだね」
「それに、こんな一箇所に集まるなんて普通ありえない」
「どういうこと?」
「誰かが、指揮しているのかも。もし、そうなら狙いは一体」
真剣に考え込むポポエット、その横顔を見つめながら
(ポポ・・・さっきの言葉、嬉しかったよ)
改めて惚れ直すくぅであった。

「きゃ!」
ケンサイスカルの剣が振り下ろされる。
チロは堅く目をつぶり襲ってくるであろう剣の痛みを覚悟していた。
ガキーン!
金属がぶつかる音がした。
剣の衝撃は襲ってこない。
チロは恐る恐る目を開ける、するとそこには今朝ほうきから落ちた時に助け起こしてくれた騎士がいた。
その騎士は、ケンサイスカルとチロの間に入り、攻撃を持っていた盾で受け止めたのだった。
「は、早く逃げて・・・そんなにもたないから」
「わ、私だって・・・」
チロはアイスダガーの魔法を詠唱・・・
ケンサイスカルを見事に倒すことに成功したのだった。
「はぁ、はぁ・・・大丈夫?怪我はない??」
「う、うん、あ、ありがとう」
「間に合ってよかったよ」
改めて目の前の騎士を見ると、所々切り傷が見える。
「私より、貴方は大丈夫なの?」
「僕は、見た目より丈夫だから。平気だよ」
輝くような笑顔でそう答えてきた。なんだか、落ち着くようなそんな笑顔だった。
「そういえば、まだ名前も言ってなかったね。僕の名前はシューク。見ての通り、騎士見習いだけどね」
「私は桃姫。皆からはチロって呼ばれてるの」
「桃姫さんか。素敵な名前だね」
「ありがとう。シュークさんも素敵な名前ですね」
「あ、ありがとう。そんな事言われたの初めてだよ。お互いに褒めあって変な感じだね」
「そうですね」
敵はまだたくさんいる。もちろん周りに沢山いる。
でも、この二人は声を出して笑っていた。二人ともとても良い笑顔で笑っていた。
「えっと、桃姫さん。僕が壁になるから援護お願いしても良いかな?」
「チロって呼んで下さい。もちろん、私のほうこそ、壁お願いしますね」
「まかせてよ。絶対に守って見せるからね」
「はい。お願いしますね」
急遽結成されたコンビにしてはこの二人の息はぴったり合っていた。
良いタイミングで詠唱が開始し、その時間をしっかりとシュークが稼いでいた。
気がつけば戦場のあちこちにこうした急造のコンビが出来上がっていたが、
その中でも、トップクラスの戦果である。
「チロさん、大丈夫?」
「ええ、まだ大丈夫です。シュークさんは?」
「僕も大丈夫だよ。それと、僕には敬語いらないから。同じ学年でしょ?」
「じゃあ、私にもいらないですよ」
「OK、じゃあチロいくよ〜」
「はい」
元気に敵の中央に突撃するシュークとチロであった。


「チロのやつ〜、いつのまに」
「ゆら!右だ!」
敵を見もせずに正確に魔法を打ち込むくぅの実力はまさに脅威であった。
それは、ポポエットの的確な指示もあってのことであろうが
それでも、バイル側からすれば脅威であった。
「ゆら、無事に戻れたら言いたいことがあるんだ」
「無事にって・・・縁起でもない。大丈夫。絶対に無事にもどるわ。私も貴方も、他のみんなもね」
「ふふふ、そんな危険ワードを言ってるとほんとに危ないわよ?」
不意にくぅの後ろから女の声が聞こえてくる。
「だ・・・だれ?ってその声はりりね」
くぅは右手を水平に構えて魔法を唱える。その手のひらから氷の刃が飛び出し隙を伺っていた敵に
命中するのだった。
「なにやってるの?こんな所で。ここ敵陣のど真ん中よ?」
「お姉ちゃんこそ、講師がそんなにがんばっちゃったら訓練にならないじゃないのよ〜!」
この激怒している剣士見習いの名前はフィリア、愛称はリリである。
くぅの妹にして、学園始まって以来、最低の成績で入学した人物である。
「ん?どういうこと??」
「ちょっとまてよ、ゆら、今日何日だ?」
ポポエットが何かを思い出したように日付の確認をしてきた。
「えっと、10月12に・・ち・・・あ!」
今日は襲撃訓練の日であった。
この日は壁の一部を解放し、進入したバイルを生徒が倒すという実戦訓練を行う日であった。
「もう!講師ががんばりすぎて結局襲撃班の負けじゃない!!お姉ちゃんの馬鹿〜」
そう、この襲撃は実は生徒を分け、襲撃班と防衛班で模擬戦を行うというものでもあるのだった。
したがって、襲ってきたバイルもシュミレーション用のもので、実際に被害はまったくないのであった。
もちろんバイルが配下にいる分、襲撃班の方は少数精鋭のみ。
各クラスの成績上位の4名と成績最下位の一名で編成されている。
「もう!!お姉ちゃんは相変わらずラブラブで良いけどさ、私今回の模擬戦で負けると退学になっちゃうのに〜!
 どうしてくれるのよ〜(;;)」
怒りながら、泣き出してしまった妹を前におろおろするくぅであった。
その後、フィリアは無事に退学になり、しばらく旅に出ますと置手紙をしてどこかへ旅だってしまったのは
後日にかたるとしよう・・・

「やれやれ、模擬戦だったのか〜すっかり忘れてたよ俺」
「私も・・・ところでポポ、さっきの言葉嬉しかったな〜」
「ぎくっ!」
「もう一回聞きたいな〜」
「い、いや、あれは、その、つまり、えっと・・・」
「もう、はっきりしないんだから」
「えっと、その、なんと言いましょうか(^^;」
「ちゃんと言ってくれないと、ずっと不機嫌でいるからね」
ぷいっとそっぽを向いてしまうくぅであった。
それに慌ててあやまるポポエットの姿もすでに、学園ではおなじみの光景であった。
ちなみに、いつもくぅが先に折れるのは後日談である。

一方その頃、学園の正面玄関ではチロがそわそわしながらうろうろしていた。
誰かを待っているように、うろうろと騎士組の下駄箱の前を行ったり来たり・・・
しばらくして、待ち人現るのようである。
「あれ?チロさん、今帰りなの?」
「う、うん」
「じゃあ、一緒に帰ろうよ」
「う、うん」
シュークは一緒にいた仲間に手を振るとチロと共に校門をでるのであった。
「シュークのやつ、上手いことやったな〜」
「ああ、あれが襲撃訓練の日一緒に最高点出した相方だろ?」
「かなり、かわいいよな、シュークのやつめ・・・明日はしめるしかないなこれは」
「おう!」
「当たり前だ」
学友にぼろぼろにされるため、騎士は防御力があるのかも・・・(^^;

「最高点だったんだってね僕達」
「そ、そうみたいですね」
「どうしたの?さっきから妙に緊張してない?」
「えっと・・・そ、そんなことないよ」
(どうしよう、彼の顔まともにみれないよ〜)
「そう?あ、そうだ、今ちょっと時間ある?」
「え?ええ、二時間くらいなら」
「やた♪じゃあちょっと付き合ってよ」
「え、うん、良いよ」
シュークはチロの手を引き商店街に向かった。目指すは中央にある喫茶店「クランクカフェ」
ここは、ケーキがとても美味しいことで有名であった。
また、もう一つ有名なことがあるのだが・・・
「ここ?」
チロが喫茶店の前でシュークに確認する。
「うん、ここだよ、ここのケーキはとっても美味しいんだって。行こう」
カラン♪
チロの手を引きながら店に入るシューク。中には他にもカップルらしい客が3組ほどいる
「ご注文はおきまりですか?」
「ケーキセット二つお願いしますね」
「かしこまりました」
とても雰囲気が良く、コーヒーの良い香りがとても気持ち良い。そんな感じのお店だった。
「ねえ、シュークさん、ここって?」
「え、えっと・・・実はね、ここのお店ってね、もう一つ有名な事があってね」
「??」
チロが不思議そうにシュークを見つめていた。チロはこの店の噂をしらなかったようである。
「つ、つまり、その、こ、この店で告白すると、上手くいくってジンクスというか噂というかがあって」
「え?」
(え?ええ?ど、どういうこと??えっと、つまり、えええ!!)
「つまり、その・・・ぼ、僕じゃだめ・・かな?」
「う、ううん・・・そんなことない。シュっシュークさんこそ、私で良いの?」
「も、もちろん!君が良いんだ。君じゃないとだめなんだ」
「あ、ありがとう。わ、私も貴方じゃないと・・・その、だめです」
「ほ、本当?やった・・・やった〜!」
「あ、あのシュークさんお店の中だから、そんなにさわいじゃ」
「あ、ご、ごめん。あんまり嬉しくて、つい」
「い、いえ・・」
お互いに、嬉しすぎて言葉が続かない・・・沈黙が支配しようとした時。
絶妙のタイミングで注文していたケーキセットがテーブルに運ばれてきたのだった。
「お待たせしました、ケーキセットです。そ・れ・と♪お二人に私からサービスしちゃいますねw」
そういって、ウェイトレスが置いたものはハートの形をしたクッキーだった。
「あ、ありがとうございます・・・って、リリさん?なにやってるの?」
「私?ウェイトレスのバイトだよ?」
「あ、リリさん・・・え?じゃっじゃあずっと見てたの?」
「うん♪ばっちりwどう?どう?絶妙のタイミングだったでしょ?」
「も・・・もう!知りません」
「ふふ、でも、お二人ともおめでとう。心からお祝いするわよ」
店内にいた他の客達からもお祝いの言葉と拍手とが湧き上がる。
シュークとチロの二人は真っ赤になり、うつむいたままであったのは言うまでもなかった。
後日、居合わせた客とフィリアによって学園内全ての人物にシュークとチロが付き合いだしたということが発表された。
全校生徒公認の仲になったのである。
「りり!!あんたって子は〜!!!ちょっとまちなさい!」
「お姉ちゃんだって喜んでるくせに〜」
ちなみに、ポポエットとくぅの二人の講師を全校生徒公認にしたのもフィリアの力だったのは、内緒である。




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あとがき

どうも、作者です。
今回のSeal学園 見習い騎士の恋が私のデビュー作になりますが、いかがでしたでしょうか?
このお話を作るにあたり、色々な方に協力していただきました。
この場をお借りしてお礼申し上げます。
本当に、ありがとうです。皆さんの協力がなければこの作品は完成しなかったと思います

さて、あとがきっぽく裏話でもしてみましょうか(あとがきっぽいかな?)
えっと、このお話、実は裏設定で襲撃してきたのは本物の敵で、その敵にシュークさんとチロさんが殺されそうに・・・
で、その危険な状況を救ったのがくぅさんで、それが原因でくぅさんが敵に連れ去られてしまう。
愛しい人をさらわれたポポさんがくぅさんを救出するため旅に!
そして、責任を感じたシュークさんとチロさんもポポさんと一緒に旅に出る・・・
「ゆら・・・絶対に俺が助け出す!」
「僕は、皆を守るために騎士になったのに・・・」
「くぅ、私まだ、教わることいっぱいあるんだからね」

とまあ、こんな感じの話を考えていたのですけどね〜、配役の関係で敵の方に人がいなかったの〜
で、急遽作者ことフィリア登場!
そうなると、シリアスよりはギャグに走った方が面白い!
と、このように思考が展開され、今回の話になりました
実際、どちらがよかったとは思いません。
なぜなら、今回の話も、裏話もどちらも実際に作られたとしたらそれはそれで違った評価を受けると思うからです
いい作品でも、悪い作品でも、それから得られる体験は作者にとってとっても面白いものです。
(作品の評価を聞くのが楽しみで作ってるといっても過言ではないので♪)
長々と書いてしまいましたが、今回の作品、いかがでしたでしょうか?
ぜひ、感想などを聞かせてください。
よろしくお願いします。

さて、次回作ですが、今の所構想の段階なのでなんともいえないですね。
でも、他にも色々作ってみたいな〜という思いはありますので、どうぞ、期待してお待ちください。
(期待させといて、書かなかったりして(^^;)