マリのこと



初代柴犬のマリは新築祝いできた犬でした

今から考えれば一番柴犬の気質をもった学習能力のある犬でした

躾は本を参考にしました

このころは犬を訓練するなんて考えてもいなかったしこの辺だって犬を飼っている家も少なかった

はじめは外飼いするつもりだったのに玄関で震えているマリを見て家の中で飼うことになった

5歳で子宮蓄膿症になり入院したこともあった

その入院でマリがいないとこんなにさみしいんだって事もよくわかった


晩年は丈夫だったマリも14歳くらいから衰えをかんじるようになり

16歳ではボケの症状もでてきて徘徊もするようになった

人の気配がないと寂しがるのでマリと一緒にねることにした

17歳を迎えるころはすっかり足がよわって寝たきりのようになり近所の家から借りた乳母車にマリをのせ

ななと散歩にいくようになったのでした

平成12年12月13日

17歳3ヶ月で虹のはしをわたりました

マリさようなら・・・・・・たくさんの思い出ありがとう