自動車購入






52歳になるまで、自動車とは縁のない生活をしていました。
それは金銭的余裕がなかったし、事故を起こしてしまうのが
怖いというのもありました。

父親の相続があり前者が解決したところで、
もう事故を起こさないで車に乗れる時間は
年齢的に限られているということに気づきました。

で、どんな車がいいかと思いを巡らすと、
まずはオープンカー。閉所狭所が嫌いなもので。
それと、センスで言えばやはり外車。
ただ、予算は限られてくるので中古車になります。
あと、自転車が積めれば言うことはない。

共通する仕様としては・右ハンドル・AT・ナビETCバックカメラ付き

・ミニクーパーコンバーチブルR57 ペッパーホワイト 2013年モデル
 2018年6月−2019年2月(6000km走行)米子のディーラーで購入
 直4気筒、1598cc、122ps

BMW Z4やマツダロードスターNDも候補にあがりましたが、
決めきれず、検索範囲を広くして「かわいらしさ」もOKとすると
フィアット500cかこれに。しかしこの妥協が後悔につながっていく。

ミニは愛好者が多いだけあって、グループやオフ会には事欠かなく、
色んなところにグループで走りに行きました。
メンバーはフレンドリーな方が多く、楽しかった。

車体はホイールを15インチから16インチに上げ、
社内のバックミラーとペダルにカバーを被せました。

故障もなく、不満らしい不満はありませんでしたが
ターンパイクとかに走りに行くと、自分の車を誇れなかった。
足回りの作りもいかにも大衆車で、決してスポーツカーではない。
ここでようやく、自分が欲しいのはスポーツカーであると気づきました。




・ポルシェ 987ボクスター アークティックシルバー 2009年モデル
 2019年2月−2023年8月(19800km走行)、愛媛のディーラーで購入
 水平対向6気筒、2892cc、255ps

今度は後悔しないように、最後に行き着くであろうポルシェに。
2座のボクスターで中古であれば予算はクリアできるし、
なんと言ってもミッドシップエンジン。スーパーカーの定番です。

いかにもスポーツカー的な操作感でありながら、不便なところはほぼない。
とにかくエンジンも車体もきちんと作られていることが伝わってきます。
もちろん動力性能、操舵性能とも文句はありません。
ジャンルで言うとロングツアラーになるのか、長距離に向いていると思います。

ただ、ミニから買い替えて、ボディサイズは一回り大きくなり、
自宅車庫では何度もボディをこすり、またぶつけました。
ミニのときはそういった傷は発生しませんでした。

車体は基本、ノーマルのままで、ナビを交換したくらい。
故障は、幌がレールを外れて閉まる、PSMアラートが出るの2つくらい。




・クライスラージープTJラングラー フレームレッド 2006年モデル
 2020年8月−2023年6月(11500km走行)、オートギャラリーMKで購入
 直6気筒、3959cc、175ps

新型コロナのせいで鬱々としていたとき、まさかのセカンドカーを購入。
ダートを走るクロカン車です。専用のコースや林道、河川敷などで遊びます。
ただMTBに乗っている関係で、走れるところがそう多くないのは知っていました。

名古屋の店で購入して乗って帰りましたが、まあボクスターと違うこと。
良いのは視線が高いことくらい。高速では速度が全く伸びません。

そして、2回めの遠出で、出先で突如不動車に。レッカーを呼んで甲府のディーラーに入庫。
しかし直せずに、結局販売店が引き取って修理。イグニッションとコンピュータが故障していた模様。

この個体は購入時に既にカスタムされており、サスは2インチスペーサーで上げ、タイヤは33インチにアップ。
フラットタイプのオーバーフェンダーに、ヒッチがついたバンパー、US仕様のテールライト。
背面タイヤレス。車検対応の補助灯。という感じ。

購入後には、フロントバンパーにウィンチを付け、牽引関係の備品をひとそろえ購入。
自転車用のヒッチキャリアも購入。ヘッドライトはLEDのものに交換しています。

11月の末にようやくオフロードコースデビュー。
ギアを4Lに入れてみるとそのトルクは凄まじい。
こんな斜面を?というところをやすやすと登り、降ります。

やあ、これは楽しい。車としては安っぽく、道具という感じなのですが。
さて、いつまで乗るかな。




・ボルボV40クロスカントリーT5AWD デニムブルーメタリック 2018年モデル
 2023年7月−、LIBERALA帯広で購入
 直4気筒ターボ、1968cc、245ps

ボクスターとラングラーの組み合わせは、個人的には最強でしたが、
これにバイクが加わることで3台の縦列駐車になり、
後方の車両を出すのがとても億劫になり、車に乗らなくなりました。

ラングラーをより小さな四駆に乗り換えることも考えましたが、
結局、2台持ちをやめて、車を1台に絞ることにした次第。

条件としては2台のいいとこ取りで、4WD、余裕ある最低地上高、幅1800以下、できれば輸入車。
結果的にステーションワゴンとなりました。オープンは今回は条件から外した。
スバルXVやアウディQ2も候補に上がりましたが、結局「老後は」と思っていたボルボに。

内装は樹脂部分が増える関係でボクスターの高級感には追いつきませんが、
スポーツモードに入れれば、公道を走る分には同車にに引けを取りません。
ただポジションが高い分、コーナーでの視界とアグレッシブな姿勢がトレードオフとなります。







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