5日め






朝7時半に宿をチェックアウト。
ガイド兼ドライバーさんにピンナワラの象の孤児園に寄ってもらったあと、最終的にコロンボまで送ってもらう予定。

道はお任せだったが、都市部の渋滞逃れのためにやたらと狭い道を延々2時間のドライブ。
園に着いたとき、ちょうど給餌の時間でなんとか滑り込み、ぼくらも子象に餌をあげることができた。
動物好きというとなんとなく日本人が多いのかなと思っていたら、殆どが西欧人で意外。


給餌が終わると川で水浴びタイム。といっても園の中に川はなく、象が商店街を通って川に向かうというシュールな光景。
20頭くらいはいただろうか。大きいのも小さいのも皆、リラックスしているように見えました。これが2時間続く。



ぼくらは適当なところで切り上げて、今度はドライバーさんの勧めでハーブ園へ。
アーユルヴェーダなどに用いられる薬草の説明を一通り受けたあと、オイルを使って簡単なマッサージのサービス。
最後は商品の販売でお決まりのパターンですが、連れ合いが興味を持ったようなので、まあいいか。

で、いよいよコロンボに向かうわけですが、これもまた裏道使いで自分が今どこにいるのかさっぱりわからず。
おまけに道が荒れ、渋滞も出てくると果たしていつになったら着くのやら、という感じ。

するとなんと空港の前に出ました。ここからハイウェイを使ってコロンボに出ると。
えええ、遠回りだったんじゃないの?と思いましたが、コロンボの渋滞を体験するとまあ納得。

とりあえずダッチ・ホスピタルという商業施設で降ろしてもらい、ドライバーさんとはお別れ。
施設内のファーストフード店で昼食を取りWi-Fiに接続する。この段階で既にルピーはゼロ。米ドルも50ドル程度。

この状況でどうやって空港にアプローチできるか探るため、スーツケースを転がしながらコロンボ駅へ向かうが、
この街の信号機のない道を徒歩で渡るのは危険極まりない。ここらでだいぶ戦意喪失。

ほうほうの体で駅にたどり着くも、得られた情報は空港へのバスはルピーの現金のみしか受け付けないとのこと。
途方に暮れて、これはドライバーさんが言っていたように高級ホテルに泣きつくしかないとヒルトンに向かいました。

さすがにヒルトンの人は親切で、クレジットカードでタクシー料金を払ってもらい、無事なんとか空港へ。
車種はベンツでさすがに高額でしたが、安堵感が勝った。コロンボはもういいや。だいたいの雰囲気はわかったし。




next

back