私美術のすすめ展




「<私>美術のすすめ〜何故wtakushiは描かれるか」板橋区立美術館

板橋区立美術館へは初めて行ったのですが、
営団地下鉄三田線の終着駅の辺鄙なところ(失礼!)で降りて、
幹線道路や平凡な住宅地といった、およそ「美的」とは言えない道を10数分歩き、
ようやくたどり着いた建物は古ぼけた地区会館のようで、
なかの照明も暗く、それを「私」という閉塞感あるテーマの展示が後押ししていて、
「うわ、どうしよう、これ」とか思っていたところ、
太田三郎さんの展示があって随分救われました。

なんだか、しみじみとしてしまいました。
形式がボルタンスキーにちょっと似ているのがひっかかったですけど。
(この前、MUSEUM ARCに出品していたのは、ロングに似ていたし…)

あと、毎日「ALIVE」と押印したファックスを送り続ける光野浩一の展示や、
30センチ角程度の蓋の付いた木箱の中に、様々な表情をした石膏の頭部を配した、
杉本桂の展示がユーモラスで面白かったです。



(97/10/17 h.taki)




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