感覚の解放




*感覚の解放/東京オペラシティアートギャラリー
-991121/12:00-20:00(-21:00金土)/月休/1000円

出展者はAnya Gallaccio,Christian Marclay,村岡三郎,Martin Walde

一言でいえば、あまりよくありませんでした。
あれならICCの常設に行ったほうが面白いです。

どうやら視覚以外の感覚に訴えるアートを集めている、ということのようですが
そうした集め方にさしたる意味があるようにも思えず、安易な感じがします。
出展作品も詰めが甘いと思われるものが多く、
例えば蝋燭のしずくが床にパターンを描いていく、という作品は
部屋も床も暗色としたほうが効果的と思われますし、
CDを床一面に敷いた作品では、CDの隙間から見える木の床が興冷めでした。

展示空間もボリュームのとり方まではいいかと思いますが、
天井のハイサイドライトのサッシュは見えるし、
壁紙にの隙間にシール材が露出して見えているし、
可動壁は、天井と壁に余計な隙間、スリットを発生させているしと散々です。
パンフレットを見ると展示室は「ホワイトキューブ」となるよう
留意したとありますが、全然中途半端でやりきれていません。

と、いう感じで、個人的にはハード、ソフトともに
しばらくは期待できないかな、というのが素直な印象でした。


(99/09/15 h.taki)




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