子供はリスクか




子供を持つことに社会的圧力がかからなくなり、出生率は低下する一方、
あえて子供を持つ親に対しては社会的なフォローが足りていない状況が続いています。

なぜ子供を持たなくなったのか。親の立場からすると、養育教育費を払う余裕が無い。
共働きとなると育児をする時間がとれない。家という制度が弱まり、サラリーマン化が進み
跡継ぎという概念が薄くなっていることも原因と言えるか。

生まれてくる子供の立場を想定してみると、社会保障制度は実質的に破綻している。
給与は伸びず労働条件も徐々にブラック化してきている。それ以前の子供時代に
生き辛かった親は自らの子にもその素養は遺伝すると考えるでしょう。

子供は100%健康に生まれてくるわけでもない。社会に見えてきていないだけで、
実際には何らかの病やハンディを抱えた子供はかなりの率に及ぶのではないか。
それは子供のリスクであると同時に親へのリスクでもある。

親が一生背負っても足りないリスク。それを誰にも相談できない社会。
そこまで考えてしまうとやはり子供を持つ気にはなれない。少なくとも自分は。

これが圧倒的富裕層だったり、無条件な子供好きならば別なのでしょうが。


(16/05/17 h.taki)



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