足す美学、引く美学




なんとなく手元に集まった色付きの輪ゴムです。意外と出回っていない。

最近は絵柄のついたマスキングテープが売れているそうです。
これで画鋲や黒いクリップを飾った例がありますが、なかなかいい感じ。
こういうのは足す美学。モノが小さく実用的なほど効果的。

一方視線を外に持って行くと、日本はもっと引く美学を実践した方がいいと思います。
もちろん雑然とした美学というものもあるのですが、日本はあまりにバラバラ。
日本の景観でよく引き合いに出される電柱電線もないに越したことはない。

だいたい文字からして漢字、カタカナ、ひらがな、アルファベットと多種な上、
それを統合するような美学がないし、指針すらない。縦書と横書きも混在している。
電車内の広告なんかを見るとその無秩序ぶりがよくわかります。

広告に関して言えば、グラフィックデザイナーの良識に任されているのが現実ですが
デザインと呼ぶ以前のものが多かったりする。資格試験すら無いですし。

そうしたデザイナー未満の人向けにある程度のひな形をつくってあげたほうが
彼らも助かると思うのですが。フォント、サイズ、色合、等など。


(14/09/04 h.taki)



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