匿名文化



今のこの匿名文化みたいなものはいつ頃から広まったのだろう。

ルーツは芸能人の芸名なのかな?それは架空の人物像を作るのに必須だった。
一般人が使い始めたのはパソコン通信のハンドルネームあたりからでしょうか。

ぼくは実名が原則というメーリングリストに入っていたこともあり、
HNというものに触れたのは遅く、おそらく2006年頃。
しかしそれ以降も基本的に実名を公表しているHPとリンクは張り続けました。

どんなことでも仕事につながればという気持ちはあったかもしれません。
ただどこまでも実名を隠してニックネームで呼び合う文化に違和感もありました。

仕事でニックネームを使う人は稀だし、例えば旅行先で現地の人や旅人と仲良くなった時、
実名と連絡先を交換して別れますよね。そこでニックネームを使う人は変人でしょう。

今なぜみんな匿名性にこだわるのか。たぶんそれは情報が瞬時に拡散するネット社会に対する
警戒からきているのでしょう。具体的な例としてはspam。
ぼくはメールアドレスを公表していたので1日200通以上のspamが届いたこともあります。

しかしそれも今やおさまったように思います。おそらく広告として逆効果だとわかったのでしょう。
今や匿名掲示板で特定の人を中傷してもサーバーに情報を開示され捕まる世の中です。
そんなに怖がる必要もなくなってきているのではないか。

あるいは実際の職業とか年齢とかを不詳にしてミステリアスな存在でいたいのか。
しかしそれって決して顔写真を交換しない文通みたいなもので虚しくないか。

ぼくはネットがmixiからfacebookに流れたように、いずれ実名文化に戻ると思います。
そして必然的にネット上のマナーも改善されていくように予測しています。
最後まで残る匿名は荒らしくらいでしょう。そんなのは無視すればよし。


(14/05/17 h.taki)




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