2位




2位じゃダメなんでしょうか、という話題になったセリフがありますね。

オリンピックに関して言えば、2位でも十分だと思います。
特に日本人の体格差が不利に働くような競技においては。

1位のすごいところは、そこに圧倒的な実力者が含まれているということで、
東大には天才と偏差値ぎりぎりの努力者が混在しているのと似ていますが、
後者と東工大、一橋のトップでは、実力は逆転しているかもしれません。

建築のコンペでは1位は建ち、2位はプロジェクト止まりという大きな差がありますが、
本当に革新的な次点は語り継げられ、キャリアの一部となることすらあります。
ラ・ヴィレット公園のコールハース案や青森県立美術館の藤本壮介案などがそうですね。

一方、人生には楽しんだもの勝ちという側面があります。
日本の柔道選手が銀メダルで悲壮な表情を浮かべているのに比べ、
水泳選手が銅メダルでも満面の笑みを浮かべているの見ると、
柔道選手は人生で損しているなと感じます。

2位でもいいんです。銀メダルでもそれは世界にひとつしかありません。
その結果をポジティブにとらえて自信をつけていく方が大切なように思います。


(12/08/06 h.taki)



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