オラファー・エリアソン 影の光




*オラファー・エリアソン 影の光/原美術館
 060305まで/11:00-17:00(-20:00水)/月休0110休/1000円

光の色や影をつかった展示をつくる作家。
入館者は多く、そのためか会期が1か月延長されています。

照明や対象に色をつける作品は幾つも見たことがありましたが、
色ガラス(アクリル)を通した光や、プリズムによる虹などを
使ったものを見るのは初めてかもしれません。

作品にはいろんなバリエーションがありますが、
美しさで秀でていたのは、天井より吊された系の異なる大中小の色ガラスの
シリンダーが入れ子になって、各々が異なる向きにゆっくりと回転していて、
そこにスポットライトを当てて、壁面にゆっくりと変化する色の影をつくるというもの。
同様な手法で、虹色が出たり、空間を包み込んでいくような展示もあります。

幻を見るような不思議なを覚えたのは、天井から落ちる霧が面をつくっていて、
それにスポットを当てると、うっすらと虹が見えるというもの。
場所によって虹が見えなかったり、形が変わってきたりします。

2階の最奥の展示は、ひとつの壁面が黄色1色で発色しているというもの。
そのフラットな感じも面白いですが、その部屋に入るとすべてのものが
モノクロに見えてしまうというのも不思議。

美術館の屋根に大きなプリズムを設置して、中庭に虹を投影させるというプロジェクトは
まだできていなかったのが残念でした。

ジェームズ・タレルの後継者という位置付けもできそうですが、
単純に美しいので、ファンになるひとも多いのではないでしょうか。
日本にはタレルファン、多いですし。


(06/01/09 h.taki)



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