島袋道浩展「鹿をさがして」




*島袋道浩展「鹿をさがして」 オオタファインアーツ

こういう、行動すること自体が目的、というような作家の作品は、
ただギャラリーで展示を見るのでは、やはりどこか物足りない感じはします。
私はギャラリーで島袋さんと話せたのでなかなかに面白かったのですが、
それができなかった人はビデオを最初から最後まで見るしかない。
鹿のいない所で鹿を探すという着想は面白いですし、
作家自身がコミュニケートをとっていき事件を起こすという手法も
興味深いのですが、それをもう少し拡がっていけるような形で、
提示、表現できればもっとよかったかなと思いました。

しかし、こういうやり方をする人は、食べていくのが大変だろうなあ。
本が売れたらプラスになるのかと思ったらそうでもないようですし。

島袋さんはこういう展示を見て楽しんでいるのをうらやましがってもらえれば、
とおっしゃってました。
私は、私もやってみたいと思いました。


(98/02/27 h.taki)




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