林佐織展




林佐織展 男のマロン
ギャラリー藤島屋
神宮前4-13-11 原宿同潤会アパート裏

月曜日に渋谷に出たついでに見てきました。
2日間、頭の中で寝かせてみたのですが、うーん…。

ぱっと見、まるで関心を引きませんでした。
「宇宙で一番、美しくて純粋な心が描く、妖精のスケッチ」
と聞いていたので、クレーの「天使」あたりを想像していたのですが、あまりに稚拙。
狭いギャラリーの中には内輪っぽい人達3人がおしゃべりをしていたこともあり、
早々に退散してきました。

あの稚拙さはたぶん、意識的なものだろうと思うのですが、
そこで連想するのは、半年くらい前のたしかラフォーレのCMで、
ラフなスケッチで描かれた顔がアニメートして音楽にあわせて叫ぶといったもの。
その流れ、つまりイラストレーションとして見るならばわからなくはないですが、
それでもバブルっぽくて、ちょっと古い。
今なら「バブル リバイバル」みたいな位置付けになるのかしら。

あとちょっと思ったのは、あれが作家自身の自筆でないならば、
何か面白い読み解きができたかもしれないということ。
面白くなる方向性として思いつくのはそれぐらいかなあ。
大きなお世話ですが。


(98/02/04 h.taki)




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