クリテリオム32 永島 京子




*「クリテリオム32 永島 京子」水戸芸術館第9展示室

部屋の入口にガラスをはめ込んだ扉を付け、部屋の中には
視線が微妙に違う同じ女性の上半身の写真15枚を等ピッチで壁面に展示。
写真の女性は実物より大きく、伏し目がちで無表情。
照明は長めの蛍光灯が写真と同様、壁面に均等に設置されている。
当日行なわれていた作家のパフォーマンスやパンフレットに見る
他の作品を見ると、作家自身の力量は「?」ですが、
私はこのクリテリオムでの展示は好きです。
なんというか、白く、静かで、内省的な感じが。
ちなみにパフォーマンスは、作家が作成(引用?)したテキストから
幾つかの単語を抜き取り、そのそれぞれを短冊の頭に書き込んだものを、
10人程度、観客からセレクトされた人達に回し、各自その前に書かれた
単語から連想する言葉をその下に記入していく、というもので、
最後に、当初の単語と連想を介して変化した単語を入れ替えたテキストが
読み上げられました。
ちょっとオチが弱い感じ。サクラも多かったし。



(98/01/19 h.taki)




back