コンスタンティン・メーリニコフ




*コンスタンティン・メーリニコフの建築1920s-1930s/ギャラリー間
 東京都港区南青山1-24-3-3F/021221まで/11:00-19:00/日、月、祝休/無料

同時代の建築を扱うことが多い同ギャラリーとしては珍しく、
古典とも言えるロシア・アヴァンギャルドの作家の展示です。

設計した主要作品のすべての模型が展示してある他、
今回の展示のために編集されたビデオなど、展示内容はかなり充実しています。

特に模型は、今までパースもしくは立面図でしか把握できなかった
メーリニコフの建物の全貌が一目でわかるようになっており、貴重です。

メーリニコフは35歳のときにパリ現代装飾・産業美術万国博覧会ソヴィエト館
によって一躍有名になり、数多くの斬新な建物を手がけるも、
46歳頃、ネオ・クラシシズムのぼっこうにより仕事を干され、
以降は教職活動を続け、死の間際になってその業績を再評価されたという
波乱な人生を送った人です。

著名な作品は前掲のソヴィエト館、ルサコーフ・クラブ、メーリニコフ自邸
等があげられますが、どれをとっても今なお新鮮なアイデアとデザインに
感服します。

特にメーリニコフ自邸はシリンダーを二つ重ね合せた奇妙な構成ながら、
空間構成の巧みさ、6角形の窓からの光に包まれた空間などにより
宝石のような作品に仕上がっています。
この作品はビデオにも出てきますので、是非見てみてください。


(02/10/26 h.taki)



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