Soul Containers-1




*Soul Containers-1展/art cocoon/世田谷区用賀4-11-17-6301
 020324まで/14:00-20:00/月-水休/無料

ちょっと意外なフツーのマンションの一室にあがると
天窓を抱いた高い斜め天井のコンパクトな展示空間が開けます。
適度な光に満たされたそこは、まったりとしていてなかなか気持ちいい。

出展者は中山ダイスケ、八谷和彦、割石ヒロミ、片桐飛鳥、三宅道子。

まず目をひいたのは三宅道子。
たぶん原美術館あたりのショップで
そのオブジェを販売しているのを見かけたことがありますが、
微妙に緑がかったガラスと透明なガラスを交互に積層したキューブや
人造石のなかにガラス瓶を埋め込んだものを、キューブにカットしたり
表面を研ぎ出したりしたものが出品されていました。
特に後者で、瓶の形でキューブがえぐりとられているようなオブジェは
ゴードン・マッタ=クラークの写真を想起させ、興味深かったです。
無機的なオブジェの空虚な内臓を見るような感じ。

意外によかったのは片桐飛鳥。
海面や空をモチーフとした抽象と具象のあいだをいくような写真。
海面の写真は、杉本博司と同じじゃないかとも思いましたが、
赤っぽい色合いと、比較的大きなプリントのスケールが
思いのほか、いいかんじをかもしだしていました。
映像もつくられているようなので、そちらのほうも見てみたいです。

周辺情報をひとつ。
用賀の駅から世田谷美術館をつなぐ「いらかみち」の脇に
倉庫を改造した、カフェ兼花屋兼ギャラリーができていました。
エスニックなインテリアのセンスもよく、気持ちのいい空間なので
用賀方面に行かれたときはいかがでしょう。


(02/03/18 h.taki)



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