無理なダイエットで病気になった場合1


メリケンの統計なんでございますが ダイエットの失敗で体を壊す男女の比率は 3:7で女性が多いのでございます。

そもそも無理なダイエットは 女性が実行する傾向にあります。

これは なんとなく分かって貰えると思いますよ。

同じ社会と言っても やっぱり『女性社会』と『男性社会』に分類されちゃう所があります。

そして問題なのは男性社会側から見た場合。

女性社会内にいる場合共に 『スタイルで人格まで決めてしまう傾向』があったりする所なんでございます。

これは日本も同じでございまして 日本じゃ正しい統計って出てないから 実体験の中で拾った感触でしか言えませんが 2:7くらいの比率になるような気がします。

こうした悪い習慣と言うか 独特の感覚って消えないモノでございます。

体型で人を判断する人間は消えやしません。

また そうした人間に限って配慮ってモンが無いんでございます。

大概のダイエットのキッカケは 誰かの心無い一言なんでございます。

そこを変えるのは無理だと思いますよ。

だから手遅れになった場合の対処方法をレクチャーして行こうと思いますよ。

今回は ダイエットで体を壊してしまった時 真っ先に取るべき行動でございます。

<ケース1:無理なダイエットを続けた為に肉体面を壊してしまった>

これは簡単に解決出来るんでございます。

よくスポーツ選手にありがちな事なんですが 体の動きを速くする為に これでもかってぐらい体重を落としてしまう人がいます。

たとえばプロボクサーのA君。

プロボクシングってスポーツは 体重別に選手を分けてます。

A君は漫画に憧れてボクシングの世界に入りましたよ。

階級も漫画の主人公と同じ階級を選びました。

ジムの会長やトレーナーは『とりあえず好きにさせてみよう』と 入門時に その階級で戦わせる事にしたそうです。

それから数年 本人の努力もあってプロデビュー。

大好きな漫画の主人公と同じ階級で 自分の青春の命を燃やす素晴らしい人生だったそうですよ。

ところが A君の人生に転機が訪れます。

体の故障が多くなってしまったのです。

プロデビューして一年ほど経った頃でございました。

本人は まだ若い事もあって偶然 不運が重なっている程度だと思っていました。

ジムの会長は打たれるのが悪い!と一喝。

本人も打たれるのが悪いのだと練習に力を入れました。

が!

その練習でも怪我が多発。

ついにA君は引退を考えるようになりましたよ。

そこでトレーナーの一人が 昔の知り合いに連絡をしました。

「こんな事になってるんだけど良い医者を知らないか?」と。

<閑話休題>

はい ここからが本題ですよ。

ここで医者を紹介しても 相談を受けた『骨折しやすくなった体』を治療する事は出来ませんよ。

骨折は治せても同じ事を繰り返すだろうと思い お節介ながらも自分の目で確かめに行きました。

A君の場合 本当に良くあるパターンに陥っていました。

『慢性的な栄養失調』。

これが『無理なダイエット』で肉体を壊す最大の原因になるのです。

<つづく>