体質3


そんなこんなで本題です。

世に溢れている『健康情報』。

これを信じてると痛い目を見るって話しなんですよ。

「お嬢さん!血液をサラサラにするの!この黒豆が!」なんて 昼頃に酒豪で水道の蛇口の特許持ってる会社の重役で色黒でマダムキラーで紳士なダンディーが力説したとしましょう。

そりゃ信じちゃっても不思議じゃないですよね。

しかも『テレビで言ってる事』ですし。

だがしかーし!!!

この『きょん八丈島』は そんな情報を信じたりしませんよ。

だって その効果が得られる体質じゃないかも知れないんですから。

もう解って頂けましたか?

つまり 人によって『体質の違い』が存在するわけです。

なのに万人共通の健康法や ダイエット方法が存在するわけが無いんですよ。

そもそも細かくテレビで説明してくれるヘルシー情報。

あれも眉唾物が多いのです。

『ダイエットモデル』の項で説明したケースとは 別の視点からホジクリ返してみましょう。

<閑話休題>

本当に細かく説明してくれますよね。

『OOが体に良い』とかを。

OOを飲むとOOになるとか OOを食べると病気が良くなるとか 本当に親切に説明してくれますよ。

これは極端な例じゃないので心して聞いてくださいよ。

例えば『なんとか酵母』。

これが疲れを取ってくれて元気にしてくれると言われてます。

はい その効果を調べたのはドコの誰か?

実験室で研究員が調べましたよ。

じゃあ 誰を実験体にしたか?

『マウス』なんですよ。

人間とは 遺伝子レベルで違う生物相手の実験結果で安全かドーかを調べて その後 その結果を前提に少数の人間に投与してみただけ。

同じ病気の『マウス』を二匹用意します。

片方に『OO酵母を与え続けたら長生きした』みたいな実験結果から始まってるんですよ。

そこからして間違い。

だって当然の話でございますよ。

余分にエネルギーを与えたら 長生きするに決まってんですから。

その実験結果を前提に人間に投与しますよ。

もちろん『OO酵母』を投与したマウスは長生きしたと説明して。

これは人体実験に付き合ってくれる人に対する 法律で定められた規定だったりもします。

説明無しじゃ 薬品とか人間相手に実験しちゃダメな国でございますから。

それが『予備知識』みたいになって 『なんだか元気になった気がする』モンなんです。

人間の脳なんてシンプルに出来てますから。

そーこーしてる内に お金儲けになると踏んで商品化。

大勢の人が利用したら それで『元気になる特異体質の人』が存在しても不思議じゃありませんよ。

そんな人の体験談が 尾ひれピヨピヨさせて世の中を泳ぎまくる。

あれよあれよと大ブームでございます。

「OOって効くらしいよ」って言葉だけで まったく信憑性の無い過程で生まれた物質を神格化。

これは とっても無駄な出費でございます。

<閑話休題>

初めに極端な例じゃないと前置きしていますよ。

ちゃんと実験してるだけマシ。

総てのサプリメント類が 『きょん八丈島』の説明したルートを正確に辿って商品化されてるわけじゃございませんが どれも似たような物です。

酷い会社になると 『とりあえず毒じゃないからOOO効果がある』と言い切って売ってたりしますから。

別にOO酵母だけの話じゃなくて 全部ですから勘違いしないでくださいませ。

OOOって商品が効果無いと言う話じゃないんです。

どれも期待するような効果を得られないって説明なんでございます。

むしろ有り得ない話なんでございますから。

個人個人の『体質』が違うんでございますから。