体質改善２

今回は『痩せ過ぎる体質』について説明させて貰いますよ。 実の所　この体質は非常にデリケートに扱わなければなりません。 何故かと言うと　多種多様な原因が存在するからなのでございます。 まず基本的な部分の説明から入りますよ。 基本的に『太りやすい体質』と逆なんでございます。 『代謝速度』が異常発達して痩せ過ぎてしまうケースが多いのでございます。 そもそも人間の体は　食べ物をエネルギーに変換して動いてますよ。 ちょっとした例え話をしますよ。 ＜閑話休題＞ 一ｔトラックに１００人の『きょん八丈島』を載せて一キロ走ります。 使ったガソリンは２リットル。 次に一ｔトラックに５０人の『きょん八丈島』を載せて一キロ走ります。 使ったガソリンは１リットル。 最後に　ロケットエンジン搭載一ｔトラックで１００人の『きょん八丈島』を乗せて一キロ走ります。 使ったガソリンは１００リットル。 そりゃ当然の話でございます。 同じ荷物を運ぶにしても　エンジンと積載量で消費されるエネルギーが違ってくるモノですから。 この『ロケットエンジン搭載型トラック』が『痩せ過ぎる体質』の人なんですよ。 つまり　沢山のエネルギーを消費するように　体が出来てしまっているのです。 いくら食べても太らない人っていますよ。 回虫がいる場合も多いんですが　特別な病気が無い場合　この『発達した代謝速度』が原因になって来ます。 この体質を　どう改善するか？ まず　運動量を減らすしかありませんよ。 普通に通勤や仕事程度の運動しかしてません。 そんな人も沢山いると思います。 そこで代謝速度を落すテクニックでございます。 動かない時間を増やしてくださいませ。 例えば徒歩。 それを自転車に代えてくださいよ。 たとえば日曜日。 食べるだけ食べてゴロゴロしてるだけの休日を繰り返してくださいませ。 これは太る為の行動でなく　なるべく『新陳代謝』を促さない。 常に体内にエネルギーが　過剰に蓄積されている状態を作り出すのでございます。 これを繰り返す事で　ゆったりとしたペースですが　代謝速度が低下します。 本当の基本的な部分だけですので　万人に対応してるワケじゃございません。 とりあえず　健康なんだけど太れない人には　この方法で体質改善をお勧めします。 ＜閑話休題＞ それから筋肉で体を大きくしたい人向けの体質改善方法。 これも説明しちゃいます。 どんなに鍛えても筋肉が付かない。 いつまで努力しても手足が太くならない。 そんな感じで悩んでいる人もいると思いますよ。 大概の人が『自己負荷運動』だけで筋肉を付けようとしていたりします。 『自己負荷運動』とは　自分の体の重みだけで体に負荷を掛ける運動を指します。 腕立て伏せとかスクワットでございますね。 これが１００ｋｇクラスの巨漢なら　十分に効果を得られますよ。 ところが　一般的な体重の人が実行しても　筋肉は引き締まるだけなのでございます。 確かに引き締まった後で　除々に太くはなりますし　それが一番健康的なウェイトアップ方なのですが　『痩せ過ぎる体質』の場合　これが逆効果を生んでしまいますよ。 代謝速度が速いワケですから　少しの運動でゴッソリとエネルギーが消費されてしまいます。 その状態で運動を続けて行くと　足りないエネルギーを別の所から拝借しようと体が動きます。 その拝借されるエネルギーってのは　『必要な脂肪』や『あまり使われない筋肉』なのでございます。 そこで解決策でございます。 このケースの場合　１００回の腕立て伏せよりも　たった一回のベンチプレスが必要なのです。 次回に紹介する予定なのですが　筋肉は『超回復』と言う働きで増えるモノです。 その『超回復』を促す為には　より大きい負荷を掛ける必要があるのでございます。 それでいて消費されるエネルギーは　腕立て伏せ１００回よりも少ないワケです。 体重５０ｋｇの人間が１００回の腕立て伏せを実行したとします。 腕に掛かる負荷は５０ｋｇより　確実に少ないモノです。 これを５０ｋｇのバーベルを上げる運動に代えましょう。 すると腕だけに５０ｋｇの負荷を掛ける事が出来ます。 消費されるエネルギーも少なく　より効果的に腕の筋細胞を破壊出来るってスンポーです。 今まで筋肉で体が大きくならなかった人は　こうした形にシフトチェンジしてみてくださいませ。 まず　自分の体質を見極める事。 これが『体質改善』の第一歩になりますよ。