『サプリメント』と『薬』の関係1 |
近年の健康ブームも手伝ってか 栄養補助目的として多種多様な『サプリメント』が発売されるようになりましたよ。 ほんの少し前までは ボディービルダーかボクサーが愛用している程度。 隠れた秘密テクニックのようなモノでございました。 それが現在はコンビニで買えるまでに認知されてますよ。 野菜を摂ってない生活が続いてるなぁ。 ここんトコ疲れが抜けないなぁ。 目の疲れにはビタミンだろう。 魚が嫌いだからカルシウム剤を飲んどこう。 本当に身近な存在として愛用している人々が増えましたよ。 だけど少し待ってくださいよ。 その愛用しているサプリメント。 本当に効果が出ていますか? <閑話休題> こんなケースがございます。 別の項目で書いた『新陳代謝』を促す栄養素『マグネシウム』。 一般的に売られている『サプリメント』には この『マグネシウム』と『鉄分』を一緒にして錠剤とした製品が少なくありませんよ。 よく『ミネラル豊富』と言った謳い文句の健康食品に顕著に見られるモノでございます。 ここで少し話しの流れを変えましょう。 ダイエット中の水分補給に『お茶』を愛用している人って多いと思いますよ。 水だと味気ない。 かと言ってジュースは大敵。 そんな理由から『お茶』が好まれる傾向がございます。 都営や県営のスポーツセンターなんかでも 水分補給に『緑茶』のミニペットを利用してる人を見かけるモノです。 ところが ダイエットに一番必要な体の働き『新陳代謝』。 この働きを助ける『マグネシウム』。 それが吸収される流れを断ち切る 嬉しくない栄養素が存在します。 『緑茶』に含まれる『タンニン』。 この『タンニン』が『犯人』ですよ。 <閑話休題> 大爆笑は終わりましたか奥さん? それでは続きですよ。 この『タンニン』と言う栄養素は 『鉄分』の吸収を妨げる悪影響を持っていますよ。 ダイエット中って 貧血気味になりやすいモノでもあります。 だからこそ売る側も『新陳代謝』を促す『マグネシウム』に 『鉄分』を補助として混ぜ合わせて売ってるワケでございます。 それなのに わざわざ『タンニン』で吸収を妨げてしまう。 こんな馬鹿馬鹿しい話ございませんよ。 ポイントは二つ。 『緑茶系』はダイエットに不向きな水分ってコト。 そして『サプリメント』も正しい知識を持って初めて『効果的』に利用出来るってコトでございます。 <閑話休題> それじゃ水だけ飲んどけって言うのか! そんな怒りの声が聞こえて来そうですよ。 熱湯を冷ました水だけ飲んでてください。 みたいな 鬼のような最良の答えだけ残して終わりませんよ奥さん。 基本的に『お茶』には 『タンニン』が豊富に含まれちゃってますよ。 よく『中国茶』がダイエットに効果的なんて言われてますが あれにだって『タンニン』が含まれてるのです。 ただし! その量にもよりますよ。 茶葉を醗酵させると『タンニン』は『カテキン』と言う物質に変質しますよ。 これは『緑茶』にも含まれている成分でございます。 この『カテキン』は 体内の『中性脂肪』を減少させる働きを持っています。 ちょっと前 『ウーロン茶』が脂肪を分解するなんて感じで 大ブームになったのは この働きが曲解されたモノなのでしょう。 効果としては『脂肪の吸収を妨げる』。 これなのでございます。 よーく考えてくださいませ。 ダイエット中に『油分』を好んで摂取する奥さんがいますでしょうか? つまり『あまり意味が無い』コトなのでございます。 脂肪になる栄養素を摂取してない状態でございます。 その状態で脂肪の吸収を防いでも、、、 ただし 『タンニン』の量が激減していますよ。 つまり『鉄分』の吸収を『そんなに』妨げないワケでございます。 ダイエット中は 気持ちの穏やかさも大事な要素の一つでございます。 結果としては『プラスマイナスゼロ』なんですが 醗酵させた『お茶』なら飲んでも『そんなに』問題ございません。 ちょこっと専門家に聞いた所 醗酵度が一番高いのは『プーアル茶』だそうです。 どうしても水分に味が欲しい奥さんは そちらを試してみてくださいませ。 『きょん八丈島』が推奨するのは『沸騰した湯を冷ました水』なんでございますが。 |