『戦え!カードキャプターさくら!激闘編』

激しい戦いの末、ついにリード一族を追い詰めたさくら!
もはや残るは最高幹部の小狼・リードただ一人!
しかし、小狼は最後の手段(巨大化)を使って猛反撃!
絶体絶命の危機に陥ったその時、魔法の鍵が新たな姿に!
生まれ変わった『星の鍵』の力を借りてついに死闘に決着が!
(※バカギャグです)



『雷(サンダー!)』

バリバリババッ!

どっか〜〜〜ん!



「ぐぅっ!そんな!?そんなバカな!!!」
「あなたの秘術をやぶったのは怒り!欲望に勝るわたしの怒りよ!」
「くっ・・・クロウカード・・・なぜ・・・なぜお前たちは俺を主に選ばなかったのだ・・・・・・リード一族に栄光あれ〜〜〜!!!」

ちゅどどど〜〜〜ん

「やりましたわね、さくらちゃん!」
「知世ちゃん!知世ちゃんが助けてくれたおかげだよ!」
「でも・・・ここに来るまで尊い犠牲がありましたわ・・・」
「うん・・・」

夜空に浮かぶ桃矢、ケルベロス、ユエの笑顔。
(どうやら激闘の中で『お星様』になってしまったという設定らしい)

「お兄ちゃん・・・ケロちゃん・・・ユエさん・・・終わったよ・・・」
「さくらちゃん!悲しんでばかりいられませんわ!尊い犠牲の上につかんだこの平和・・・これからもさくらちゃんと二人で守らなければなりませんわ!」
「そうだね!知世ちゃん!これからもよろしく!」
「こちらこそお願いしますわ、さくらちゃん!」

ついに勝ち取った平和。
だが、その平和はほんの一時のものにすぎない。

「ふふふ・・・やりますねさくらさん」

友枝町に迫る新たな悪の影!
負けるな!カードキャプターさくら!
戦え!カードキャプターさくら!



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「うわわわわわわわわ〜〜〜〜っっっ!!!」

李家のマンション。小狼の自室。
マヌケな格好でベッドからずり落ちた小狼がこれまたマヌケな声をあげていた。

「(一体なんなんだ〜〜〜!今日でもう1週間も!!!予知か?予知夢なのか!?俺に夢視の能力があったのか!?でもどんな予知なんだ〜〜〜〜〜〜!!!)」

少年の苦悩は続く・・・



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同時刻。木之本家。

「♪〜♪♪〜〜〜」

楽しそうに鼻歌を歌いながらカードを片付けるさくら。
それを見ていたケルベロスが呆れ顔でさくらに声をかけた。

「これでもう1週間か〜〜〜ホンマようやるわ。ま、これで終わりかいな」
「うん。一応ね」
「一応?一応ってどういうことや?」
「知世ちゃんがね、なんかお話を書くのにハマちゃったらしくて今、次回作の構想を練ってるんだって」
「次回作って・・・まだやるんかい!」
「知世ちゃんだもん、きっと次も素敵なお話だよ。どんなのかな〜〜〜♪楽しみだよね!」

楽しそうに語るさくらを横目にケロちゃんは心の中で吉本芸人風のツッコミを入れた。

「え〜かげんにしなさい!」

END


バカ話の続きです。
もっとちゃんとした話も書きたいと思います・・・

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