魁!!○塾

(※この先は例によって寛容の心が試される内容となっていますので、あらかじめご了承ください)



キャスト
剣桃太郎:さくら
伊達臣人:ユエ
飛燕:知世
雷電:山崎
富樫源次:小狼
虎丸龍次:ケルベロス
大会進行役のターバン男:飛王

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〜〜〜前回までのあらすじ〜〜〜

CLAMP最強作品を決めるべく世界最大の武道大会、玖乱賦淫椀多乱弩(CLAMP in ワンダーランド)へと乗り込んだ友枝町一行!
苦戦の末、魔法騎士チームを破り、ついに決勝戦の舞台へと進む!
しかし、その前にあらわれたのは・・・・・・!!

飛王 :「これより決勝戦を行う。しかし、貴様らがここまでこようとはな。まったく、たいしたツキよ」
さくら:「ツキなんかじゃないよ! わたし達には無敵の呪文があるんだから!」
知世 :「そうですわ! 絶対、大丈夫なんですから!」
飛王 :「フフフ。なかなか威勢がいいな。だが、それもここまでだ。見よ! あれが貴様らの対戦相手・・・・・・」

「ツバサ・クロニクル十六旅人!!」

ケロ :「ツバサ・クロニクル十六旅人!? なんや、あの辛気臭い連中は」
知世 :「それに、どこかで見たことがある方々が交じっていますけど」
さくら:「・・・・・・・・・・・・!」
山崎 :「し、信じれらない・・・・・・ま、まさかあのツバサ・クロニクル十六旅人がこの眼前に・・・・・・」
小狼 :「知っているのか、山崎!?」
山崎 :「うん。ツバサ・クロニクル・・・・・・それはCLAMP最高のファンタジーと銘打って開始された空前絶後の作品。なんでも、その作品世界は過去全てのCLAMP作品を含み、想像を絶する凄まじい展開は全国100万CLAMPファンを阿鼻叫喚の地獄に叩き込んでいるとか」
ケロ :「CLAMP最高のファンタジー・・・・・・!? 過去全てのCLAMP作品を含むだと〜〜!!」
小狼 :「それはつまり、オレ達の世界も含まれているっていうことか〜〜っ!?」
山崎 :「パラレルワールドだけを渡り歩き、決して元になった原作世界には立ち寄らなかった彼らが何故この大武会に・・・・・・!!」
飛王 :「フッフッフ。さあ、どうした。すでに相手は待ちかねているぞ。それとも臆病風に吹かれて戦わずして負けを認めるか」
ケロ :「ふざけるな〜〜!! なにがCLAMP最高のファンタジーや! よっしゃあ! ここはわいが行って誰がCLAMP界最強の漢か証明したるわ!!」

小狼 :「ぬいぐるみは引っ込んでろ! ここはオレの出番だ――っ!!」
ケロ :「なにを〜〜! 小僧こそ引っ込んどらんかい! こ、今度こそわいの出番や――っ!!」
知世 :「あらあら。そんな風にジャレあってると、また出番がなくなりますわよ」
???:「体もなまってきたところだ。ここはこのわたしにまかせてもらおうか!」

ザシャアッ!!


ケロ&小狼:「な、なに――っ!! ユ、ユエ――っ!」
ユエ :「CLAMP最高のファンタジー、その伝説が真実か否か・・・・・・わたしが見きわめてやろう!」
さくら:「ユエさん、油断しないで。あの人達からは何か不思議な力を感じるの」
ユエ :「うむ」
ケロ :「ユエ――っ、ちょっと待ったらんかい! 女性陣に人気があるからってちょこちょこ出張りおってからに。あ、おい待て、待たんか〜〜!!」





ユエ :「お前がわたしの相手か・・・・・・」
ファイ:「ははは〜〜。オレ、ファイっていうんだ。あなたがユエさんだね〜〜」
ユエ :「そうだ。よく知ってるな」
ファイ:「ははは〜〜。いろいろな世界を旅してきたからね〜〜。あのさぁ、ちょっといいかな」
ユエ :「なんだ」
ファイ:「前から思ってたんだけどさ〜〜。オレ達ってちょっとキャラかぶってるって思わない?」
ユエ :「安心しろ。そう思ってるのはお前だけだ。お前のような軽薄な男とわたしを重ねて見るような輩はいない」
ファイ:「言ってくれるね〜〜。あはっ、本当のこと言うとね。オレ、あなたみたいにすかしてるヤツがだいっキライなんだ」
ユエ :「気が合うな。わたしもお前のようなヘラい男は大嫌いだ」
ファイ:「へぇぇ〜〜。そうなんだ〜〜。それで、だいっキライな相手をユエさんはどうしてくれるのかなぁ?」
ユエ:「フッ・・・・・・すぐに教えてやろう。お前のその体にな!」


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・・・・・・

CCさくら VS ツバサ・クロニクル! 死闘の幕が今、切って落とされる!
次回! ユエ VS ファイ! 魔術時対決!!
激闘の末に明かされるファイに隠された謎の正体とは・・・・・・「忌まわしき双子!の巻」



ひがし:「あ…ありのまま 今起こった事を話すぜ!
『おれは知世ちゃんお誕生日話を書こうと思ってパソコンを起動したと思ったら、いつのまにか男塾のアホ話を書いていた』
な・・・何を言っているのかわからねーと思うがおれも何が起きたのかわからなかった・・・」
知世 :「おほほほ。それで?」
ひがし:「頭がどうにかなりそうだった・・・・・・寝オチだとか妄想オチだとかそんなチャチなもんじゃあ断じてねえ。もっと恐ろしいものの片鱗を味わったぜ・・・」

知世 :「おほほほほほほ。で?」
ひがし:「だからその・・・・・・え〜〜っと」
知世 :「本当のところはどうなんですの。わたくしのお誕生日、覚えていらっしゃいましたの?」

ひがし:「ちゃんと覚えていました! ただ・・・・・・」
知世 :「ただ?」
ひがし:「昨日、BO○K-O○Fで男塾のワイド版まとめ買いしちゃいまして・・・・・・その・・・・・・」
知世 :「そちらを優先してしまったと。おほほほほほほほほほ(怒)」
ひがし:「いや、けっして知世様のお誕生日を忘れてたとかそんなことは・・・・・・」
知世 :「言い訳無用! 星の白金!(スター・プラチナ!)」
ひがし:「ひぇぇぇ〜〜〜〜!!」

オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラァッ!!

ひがし:「どぉうへぷぅぅ〜〜っ!!」

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・・・・・・

実は、
「知っているのか、山崎!?」
が書きたかっただけだったりします。
知世ちゃんお誕生日話は来週にでも。

あと、「ジョジョの奇妙な冒険 第三部」もいつかネタにしてみたい作品です。
ジョジョの第三部はCLAMPの先生方も好きな作品にあげていたマンガで、おそらくは「カードキャプターさくら」にも多大な影響を与えたであろう作品です。
単純な「力 対 力」ではなく、「自分の力 + 知恵と機転」で勝負を決するという構図はカードキャプターさくらに通じるものがあります。
いろいろな名言を生み出したことでも有名な作品ですので、読んだことのない方は一読されてみるのもよいかと思います。

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