『オオカミと七匹の子ヤギ(さくら編)』

(※ちょっとエッチぃので閲覧注意)


世界迷作劇場その7 オオカミと七匹の子ヤギ

キャスト
お母さんヤギ:知世
子ヤギ:さくら×7
オオカミ:小狼

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むかしむかしのその昔。
あるところに、優しいお母さんヤギと、七匹の子ヤギたちが住んでいました

「お母さん、ご飯〜〜」
「はい、さくらちゃん」
「お母さん、ご本読んで〜〜」
「はい、さくらちゃん」
「お母さん〜〜」
「はい」
「お母さ〜〜ん」
「はいはい。あぁ、なんて素敵な世界なんでしょう。こんなにたくさんのさくらちゃんに囲まれて。知世、感激!」

ん〜〜?
このお母さん、ちょっ〜〜とおかしいですね。
なんか本物のお母さんっぽくないような。
まあ、ひょっとすると複雑な家庭事情があるかもしれないのでその辺はスルーしてお話を先に進めましょうか。

さて。
そんなある日のこと。
お母さんヤギは街にでかけることになりました。
お母さんヤギは子ヤギたちに言いました。

「さくらちゃんたち。わたしはこれから街にでかけてきます。ちゃんとお留守番をしているのですよ」
「「「「「「「はーい」」」」」」」
「それから、最近は悪いオオカミがでるそうですから用心するのですよ」
「「「「「「「はーい」」」」」」」
「オオカミは悪賢いからお母さんのふりをするかもしれませんわ。誰か来てもお母さんだとわかるまでドアを開けてはいけませんよ」
「「「「「「「はーい。わかりました。お母さんいってらっしゃ〜〜い」」」」」」」
「う〜〜ん、返事はよろしいのですけど。大丈夫かしら。さくらちゃんはちょっとポヤヤンなところがありますし」

そこまでわかってるなら子ヤギさんたちを残していかない方がいい気がしますが・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・
・・・・・・

さてさて。
お母さんヤギが家を出てからしばらくたったころ。
問題のオオカミさんがやってきました。

「よしよし。邪魔ものはいなくなったな」

とっても悪そうな顔をしたオオカミさんです。
オオカミさん、ヤギさんの家のドアの前に立つと玄関の戸を叩いて言いました。

「ただいま。お母さんだよ。今、帰ったよ」
「お母さん、おかえりなさ〜〜い」

ガチャ

何の疑いもなくあっさりとドアを開けてしまう子ヤギさん。
う〜〜む。なんといいますかその。
ポヤヤンというか、天然というか、その。
子ヤギさん、おつむのネジがちょっ〜〜と抜けてるような。
開いたドアの前にいたのはもちろん、お母さんヤギではなくてオオカミさんです。

「ほぇ?」
「お母さんじゃない!!」
「ほ、ほぇぇぇ〜〜〜〜!!」

吃驚仰天の子ヤギさんたち。

「なんだ、ずいぶん簡単に入れたな。いろいろ道具を準備してきたのに。ま、いいか。それでは・・・・・・いただくとしようか!」

あんまりあっさり入れちゃったのでオオカミさんちょっと拍子抜けしたみたいですが、気を取り直して子ヤギさんたちに襲い掛かります。

「きゃぁぁぁぁぁ〜〜〜〜!!」

部屋の中は大パニック。

子ヤギさんたち大慌てで机の下、布団の中、洗濯おけの中といろいろなところに隠れますが、どれも丸見えです。
隠れてる意味が全然ないです。
柱時計の中に隠れた末っ子だけはちょっと気が利いていたというところでしょうか。

「ハァ、ハァ」

柱時計の中で荒い息をつく末っ子ヤギさん。
聞こえてくるのはドタンバタンという物音とキャーキャーという悲鳴。

「うえ〜〜ん、怖いよ〜〜。お母さん、早く帰ってきてよ〜〜」

柱時計の中でぷるぷると震える末っ子ヤギさん。
ですが、しばらくすると外が少し静かになってきました。

「ど、どうなったんだろう。オオカミさん、いなくなっちゃったのかな。みんな大丈夫なのかな」

気になった末っ子ヤギさん、恐る恐る時計の隙間から外を覗き見します。
そこで見たのは、仲間の子ヤギさんたちがオオカミさんに捕まって「食べられて」しまう恐ろしくも妖しい光景なのでした・・・・・・

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「いや〜〜、はなしてぇぇ〜〜!!」
「ふふっ、生きのいい子ヤギさんだな。こいつは楽しめそうだ」
「はなして〜〜はなし・・・・・・う、うむぅっ!? んふぅぅ・・・・・・」

オオカミさん、暴れる子ヤギさんにまずは先制のディープキス。
子ヤギさんが男の子に免疫がないからなのか、それともオオカミさんがテクニシャンなのか。
どの子ヤギさんもこれだけで大人しくなってしまいます。
その後は抵抗をやめた子ヤギさんの服をていねいに脱がして、露になったかわいい胸を優しく揉みしだいてから頂点のピンクの蕾に再びのキス。

「ひゃぁぁぁ!」

この時点で子ヤギさんはもうメロメロです。
双つの膨らみにさらに執拗な愛撫をを繰り返した後、オオカミさんの手は子ヤギさんに残された最後の下着へ。
さすがにわずかに残った理性で子ヤギさんは抵抗しますが、

「だ、だめぇ、そこだけはだめぇぇ・・・・・・」
「なにがダメなんだ、さくら。もうこんなになってるのに」
「だめなのぉぉ・・・・・・」
「可愛いなあさくら。本当に食べちゃいたいよ」

子ヤギさん最後の抵抗を優しく粉砕して下着を剥ぎ取ってしまうオオカミさん。
そして・・・・・・

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一匹、また一匹とオオカミさんに「食べられて」しまう子ヤギさんたち。
柱時計の中からそれを見つめる末っ子ヤギさん。
その息はさっきまでとは違う理由で荒くなっています。

「お、おかしいよわたし。こんなに怖いのに。みんなあんな酷いことされてるのに。体が変だよ・・・・・・」

末っ子ヤギさん、トロ〜〜ンとした目で覗き見を続けます。
やがて

「あぁぁぁ〜〜〜〜っっ!」

末っ子ヤギさんの見てる前で6匹目の子ヤギさんも「食べられて」しまいました。

「ふぅ。さすがにこの人数を相手にするとキツイな」

さすがに6人も相手にして疲れたのか一息いれるオオカミさん。
けれども、一休みした後、

「お待たせ」

と柱時計の方へと優しく手を伸ばすのでした。
どうやらオオカミさん、最初から末っ子ヤギさんが隠れているのに気がついてたみたいですね。

カチャ

伸ばされた手に誘われるように自分から外へ出てしまう末っ子ヤギさん。

「あぁ、イヤ、イヤぁ・・・・・・」
「待たせて悪かったな。その分、たっぷりと可愛がってやるから勘弁してくれ」
「あぁぁ・・・・・・」
「どうして欲しいんだ、さくら。さくらの好きなやり方で可愛がってやるよ」

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さてそれからしばらく後。

「これは一体、どういうことですの!」

街から帰ってきたお母さんヤギ、荒らされた家の中を見てびっくりです。

「はにゃ〜〜ん」
「さくらちゃん! さくらちゃん、しっかり! 一体、何があったのです!」
「オオカミさんが来たの〜〜」
「オオカミですって!?」
「さくら、オオカミさんに食べられちゃったの〜〜。はにゃ〜〜ん」

オオカミさんと聞いて何が起きたのか一瞬で悟ってしまったお母さんヤギ。

「くぅぅ、あのエロオオカミ! よくもわたしのさくらちゃんを! こんなことなら、こんなことなら・・・・・・わたしが先に手をつけておくのでしたわ!」

悔やんでも後悔先に立たず。
後悔の仕方がなんかおかしいような気もしますが。
やっぱりこのお母さん、本当のお母さんではないのでしょうか。

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この後、お母さんヤギとオオカミさんの間で血を血で洗う壮絶なバトルが勃発することになるのですが、そのお話はまた別の機会に。

ハッピーエンド?


小狼編に続く・・・・・・

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