モン○ターハ○ターその3

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パーティ構成
大剣:桃矢 HR55
ハンマー:さくら HR31
片手剣:小狼 SR120
弓:ユエ GSR150
ラージャン:?

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クエスト名:
黄金の獣!

依頼主:
眼鏡をかけた妖しい雰囲気の少年

目的地:
大闘技場

依頼詳細:
普通の狩りではもう満足できない熟練ハンターのみなさん。みなさんのために特別な趣向を用意いたしました。ターゲットは黄金の獅子・ラージャン。風雲を呼び嵐をも巻き起こすという伝説の獣です。その力は古龍をも凌ぐといわれています。これを討伐してこそ真のハンターといえましょう。報酬には特別な品を用意しています。みなさんの挑戦をお待ちしていますよ。フフフ・・・・・・

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トウヤ:「今回はユエがいてくれるのか。ようやくまともな狩りができそうだ。やれやれだぜ」
さくら:「なによ、お兄ちゃん。その言い方は。まるでわたし達があてにならないって言ってるみたいじゃない」
トウヤ:「そう言ってるんだが。お前もそこのガキもはなっからあてにはしていない」
小狼 :「なんだと! どういう意味だそれは!」
トウヤ:「言葉通りの意味だ。だいたいなんだその剣は。そんな剣でラージャンと戦えると思ってるのか」
小狼 :「この剣のどこに不満があるんだ!」


片手剣:雷帝剣
攻撃力:430
斬れ味ゲージ:■■■■■■■■■■■■■
雷属性:500
式服を着た少年が振るっていた剣。強力な雷の力を秘めている。

トウヤ:「ラージャンといえば雷獣の異称もあるモンスターだ。当然、雷属性は無効だ。そんな相手にどうして雷属性の剣を持ち出すんだ。意味ないだろうが」
小狼 :「この剣の切れ味と攻撃力、それにおれの剣術があればなんの問題もない!」
さくら:「そうだよお兄ちゃん。小狼くんはすごいんだから。この間だってババコンガを一発で倒しちゃったんだよ。ね、小狼くん」
小狼 :「あ、ああ」
トウヤ:「どうだかな。おおかた瀕死でふらふらのやつだったんじゃねえのか」
小狼 :「こ、この! 言わせておけば!」
トウヤ:「なんだくそガキ。やるっていうのか」
ユエ :「くだらないお喋りはその辺にしておけ。時間もあまりない。そろそろ行くぞ」
トウヤ:「お、おう」


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さて。
毎度のしょうもない言い合いを早々に切り上げて闘技場へと突入したハンターたち。
彼らを迎えたのは伝説の黄金獣・ラージャン!

・・・・・・のはずなのですが。

トウヤ:「おい・・・・・・。あれがラージャンなのか? なんか聞いていたのとは違うような気がするんだが」

闘技場の真ん中にいたのはふよふよと宙を漂う数十センチの黄色い物体。
どうみても伝説の黄金獣には見えません。
よく見れば胴体から生えた四肢と尻尾という牙獣種の特徴を一応は備えてはいるようですけれど。
到底、伝説の獣には見えませんね。
あきれ返るハンターの前でラージャン?が咆哮を上げます。

ケロ :「ぐわははは。どうしたハンターども。わいの勇姿に恐れ入って声も出せんか!」

声と態度のでかさはまさしく伝説級。
ただそれだけですが。

トウヤ:「どっちかっつーと呆れて声も出ないってとこなんだが。お前、本当にラージャンなのか?」
さくら:「そうだよね〜〜。ラージャンっていうよりラーちゃんって感じだよね〜〜」

ケロ :「だ、だれがラーちゃんや! わいこそがこの闘技場の主である伝説の獣・ラージャンや!」
小狼 :「なにが伝説の獣だ。どう見てもぬいぐるみにしか見えないぞ」
ケロ :「な、なんやと! わいのこと、ぬいぐるみ言いおったかこの小僧っこが!」

小狼 :「ぬいぐるみにぬいぐるみと言って何が悪い」
ケロ :「こ、このションベンたれの小僧が! よりによってこの高貴な伝説の獣のわいをぬいぐるみやと!」
小狼 :「何度でも言ってやるぞ。このぬいぐるみ、ぬいぐるみ、ぬいぐるみ!」

ケロ :「小僧〜〜! どうやらわいを怒らせてしまったようやな〜〜。ぬふふ、大サービスや。わいの真の姿を見せてやるわ! 後悔してももう遅いで!」


ぐぉぉぉぉ〜〜〜〜!!
凄まじい咆哮一閃!
まばゆい光に包まれたラージャンがその真の姿を現す!
光の中から現れたのは輝く翼と力強い四肢、鋭い爪と牙を備えた屈強な獣!
その姿はまさに黄金の獅子!
伝説の獣・ラージャンです!

ケロ :「ぐわははははは〜〜。どうや、小僧。驚いたか。これがわいの真の姿や。真の姿になればお前なんぞわいの敵やない! ほな、行くで! ・・・・・・で、で、で・・・・・・あ、ありゃ?」

ズボッ!

トウヤ:「よし、落とし穴に落ちたぞ! みんな、総攻撃だ!」
さくら:「うん! 小狼くん、行くよ!」

小狼 :「まかせろ!」

ケロ :「な、なんや〜〜!?!? なんでこんなとこに落とし穴があるんや〜〜??」

ユエ :「お前たちがお喋りしている隙にわたしが仕掛けておいた」
ケロ :「ユエ〜〜!! お、お前は〜〜〜〜!」
ユエ :「悪く思うな。これも任務だ」


モンハン豆知識:
ラージャンには落とし穴は無効だが、怒り状態時のみ有効になる。
拘束時間はかなり長いのでタイミングを見計らってしかけよう。

トウヤ:「とりゃ!」
さくら:「えい!」

小狼 :「せぃっ!」
ケロ :「ぐぇぇぇぇ!」

落とし穴に落ちたラージャンに総攻撃を仕掛けるハンターたち。
なかなか抜け出せずにもがくラージャンに的確にダメージを与えていきます。
さらに、光の尾をひいて飛ぶ強力な弓撃が追い打ちをかける!

ケロ :「い、いたっ、痛っ! なんやユエ、その攻撃は。そんなんあったか〜〜!?!?」
ユエ :「嵐の型専用アクションのオーラアローだ。落とし穴に落ちた敵には有効な攻撃だ」
ケロ :「痛っ、いたたたた! や、やめ〜〜い! まじであかんわ〜〜」
トウヤ:「もう少しだ!」
さくら:「ごめんねケロちゃん。運がなかったとあきらめてね」
小狼 :「とぉっ!」

ユエ :「ふっ・・・・・・」
ケロ :「どわわわわわ〜〜〜〜!!」


・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・
・・・・・・

メインターゲットを達成しました

あと1分で街に戻ります

QUEST CLEAR!

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(クエストは無事に成功したけど報酬はどんなのかな)
(柊沢のやつ、特別な報酬を用意していると言っていたが)


クエスト報酬:
封印の獣の毛 × 10
封印の獣の翼 × 2
封印の獣の尻尾 × 1
星の鍵 × 1

(よくわかんない素材だね。これでどんな武具が作れるの?)
(武器の素材にはならないみたいだな。防具はケルベロスシリーズっていうのが作れるみたいだ)
(え〜っと。どれどれ。性能の方は・・・・・・)

防具:ケルベロスシリーズ

防御力:720
耐性:火10 水0 雷0 氷0 龍0
発動スキル:
はらへり倍加【大】 2倍の速さでスタミナの最大値が減少する
早食い 経口アイテムを使用する速度が速くなる
拾い食い 特定アイテムを使用するとスタミナの最大値が回復

(あんまり役にたたなそうだね)
(そうだな。火耐性が高いくらいか。作る必要はないな)
(あ、でも星の鍵はわたしの闇の杖の強化素材になるみたい)
(使えるのはそれだけだな。あとは売ってゼニーにしよう)
(そうだね)
(なんなんや、それは〜〜〜〜!! わい一人があんなにヒドイ目にあって結果はそれかい! 納得いか〜〜ん! やり直しを要求する〜〜!!)


ひと狩り行こうぜ!

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