〒503-1382 岐阜県養老郡養老町船附722
真宗大谷派 法龍山尊光寺
この「尊光寺便り」は、ご門徒の皆様に、尊光寺の歴史と最新の情報をお知らせし、皆さまの様々な疑問にもお応えすることを目指しています。
阿弥陀様から願われ続けられている我々が、「いつでも」「どこでも」「だれとでも」ともにお念仏の、み教えに出会える場としてのそんな「尊光寺便り」になれたらと願っています。
第二十七世住職 児玉俊雄
2024年10月25日~10月27日 |
令和七年(2025) 年回表 | |
壱周忌 | 令和六年(2024)死去の方 |
三回忌 | 令和五年(2023)死去の方 |
七回忌 | 平成三十一年(2019)死去の方 |
十三回忌 | 平成二十五年(2013)死去の方 |
十七回忌 | 平成二十一年(2009)死去の方 |
二十三回忌 | 平成十五年(2003)死去の方 |
二十七回忌 | 平成十一年(1999)死去の方 |
三十三回忌 | 平成五年(1993)死去の方 |
三十七回忌 | 昭和六十四年(1989)死去の方 |
四十三回忌 | 昭和五十八年(1983)死去の方 |
四十七回忌 | 昭和五十四年(1979)死去の方 |
五十回忌 | 昭和五十一年(1976)死去の方 |
宗旨 | 浄土真宗 |
宗派 | 真宗大谷派 |
ご本山 | 東本願寺・真宗本廟 |
ご本尊 | 阿弥陀如来 |
宗祖 | 親鸞聖人 |
中興の祖 | 蓮如上人 |
山号 | 法龍山 |
文化財 | 蓮如上人御尊像(蓮如上人御自作) |
当山尊光寺は、1458年(長禄2年)に天台宗の寺として、滋賀県坂本に創建されました。その後、本願寺に帰依し、浄土真宗に改宗して、戦乱ののち1606年(慶長11年)当地に移り、釋了教を開祖として、法龍山尊光寺を再興しました。
その後1836年(天保7年)には多良城主西高木家より蓮如上人御自作と伝えられている由緒ある「蓮如上人御尊像」が寄付され奉安されており、今に至るまで毎春御開扉法要を営み多数の皆様にご参詣をいただいています。
再興から約四百年、船附の地で三度再建、一度移転して現在に至っています。その間、私たちの先祖は、力を合わせ法灯を守り、幾多の苦難の道を乗り切ってこられました。中でも、明治24年の濃尾大震災の際には、村内殆どが被害を受け、当寺本堂、庫裡も全壊、3年後には濃尾大水害と未曾有の転変地異に見舞われました。言い知れぬ不安と貧困の中、信仰の力の下で心を一つにして明治41年再建されました。
昭和8年に揖斐川・牧田川の大改修で約200m程西の現在地に移転、門徒総出のご奉仕とご懇念で後々の為にと、補強して移築されました。
その後昭和34年8月の東海豪雨並びに9月の伊勢湾台風と2度に渡り牧田川が決壊、本堂は床下、庫裡は床上浸水しました。そのようなこともあり老朽化が著しい為、門徒の皆様の多大なご懇念により平成16年瓦の葺き替え等大修復が行われました。そして、平成17年4月30日に本堂等修復奉告法要並びに蓮如上人五百回御遠忌法要執行、5月1日には親鸞聖人七百五十回御遠忌法要を執行し、現在に至っています。
西暦 | 和暦 | 事象 |
---|---|---|
1173 | 承安3年 | 親鸞誕生 |
1198 | 建久9年 | 親鸞(29歳)、これまで堂僧を勤めた延暦寺を出て、六角堂に参籠、聖徳太子の夢告により源空(法然上人)の門に入る。 |
1207 | 承元元年 | 専修念仏停止の院宣くだり、源空と門弟処罰される。 親鸞(35歳)、越後へ遠流。(承元の法難) |
1211 | 建暦元年 | 親鸞(39歳)、流罪を許される。 |
1262 | 弘長2年 | 親鸞(90歳)、京都の住居で病臥、入滅。 京都東山鳥辺野にて火葬する。 |
1415 | 応永22年 | 蓮如誕生 |
1458 | 長禄2年 | 尊光寺:滋賀県坂本に天台宗の寺として創建 |
1461 | 寛正2年 | 蓮如(47歳)、初めて『御文』を書いて門徒を教化 |
1472 | 文明4年 | 三河国の西圓、吉崎に蓮如上人を訪ね教えを聞き、形見に御自作の尊像を授かる |
1473 | 文明5年 | 蓮如(59歳)、『正信偈』・『三帖和讃』開板 |
1499 | 明応8年 | 蓮如(85歳)、山科にて入滅 |
1602 | 慶長7年 | 東本願寺成立・東西分派 |
1606 | 慶長11年 | 当地船附に移り、法龍山尊光寺として再興。開祖:釋了教 |
1664 | 寛文4年 | 親鸞聖人御絵伝本願寺琢如上人より当寺へ御下附される |
1836 | 天保7年 | 「蓮如上人御自作御尊像」が多良城主西高木家より尊光寺に寄付され奉安。 |
1891 | 明治24年 | 濃尾大震災にて尊光寺本堂等全壊 |
1908 | 明治41年 | 尊光寺本堂等再建 |
1933 | 昭和8年 | 尊光寺約200m程西方の現在地に移転。(揖斐川・牧田川の大改修) |
2004 | 平成16年 | 尊光寺本堂・鐘楼・三門、瓦の葺き替え等大修復 |
2005 | 平成17年 | 尊光寺本堂等修復奉告法要、蓮如上人五百回御遠忌法要並びに親鸞聖人七百五十回御遠忌法要執行 |
尊光寺の主な年間行事とその日程について以下にご紹介します
月 | 行事 |
---|---|
1月 | 1日:初鐘(除夜の鐘)午前0時から 1日:修正会 午前7時から |
2月 | |
3月 | |
4月 | 26日:春季永代経・蓮如上人御開扉法要(法話:譲 西賢師) 午前10時から、午後一時から 新型コロナウイルス感染状況により変更有 |
5月 | |
6月 | |
7月 | |
8月 | |
9月 | 13日:秋季永代経(法話:秦 信映師) 午前10時から、午後1時半から 新型コロナウイルス感染状況により変更有 |
10月 | 24日:尊光寺報恩講 午後3時頃から(準備作業終了次第始経) 25日:尊光寺報恩講(法話:里雄康意師) 午前8時半晨朝、午前10時から日中、午後1時半から大逮夜 午後4時頃から御伝鈔拝読 26日:尊光寺報恩講(法話:林 文照師) 午前8時半晨朝、午前10時から満日中、正午お斎、1時頃からお浚い経 新型コロナウイルス感染状況により変更あり |
11月 | |
12月 |
[毎年元日午前0時より、108っ撞き終わるまで]
大晦日の夜、一般に除夜の鐘を撞きますが、当寺では従来から午前0時から撞きますので、これは「初鐘」と言うべきもの。ご参拝の皆さんにも撞いていただいています。
[毎年元日午前7時頃より]
新年最初の法要。当寺では元日の朝7時頃からお勤めが始まります。厳しい寒さの中、お正月の荘厳がなされた阿弥陀様にこうしてお参り出来たことに感謝し、又この1年の事を思い身が引き締まります。
[2025年4月26日(土)午前10時~、午後1時~ 法話:譲 西賢師]
亡き人(皆さんのご先祖)を通して自らを省みるご縁。そして、この地に真宗の教えを伝えて頂いた蓮如上人御自作の尊像をご縁として、その御恩に感謝して、お参りしましょう。
[2025年9月13日(土)午前10時~、午後1時~ 法話:秦 信映師]
亡き人(皆さんのご先祖)を通して自らを省みるご縁です。
この時はプロジェクターを用いて、親鸞聖人のご一生を中心にお念仏の教えをお話し頂きました。
2024年より報恩講日程を10月最後の週末と変更しましたのでご注意下さい。
[2025年10月]
10月24日(金)午後1時~法要役員さんと準備作業、午後3時頃~ 初逮夜
10月25日(土)午前8時半~晨朝、午前10時~日中、午後1時半~結願逮夜 法話:里雄康意師、午後4時頃~御伝抄拝読
10月26日(日)午前8時半~晨朝、午前10時~満日中、正午「お斎」、午後1時頃~お浚のお勤め 法話:林 文照師]
宗祖親鸞聖人の恩徳に報謝する法要です。一人ひとりが自らの生活を振り返り、宗祖の教えの意義を確かめる一年で最も大切な御仏事です。お斎、法話、御伝鈔拝読もあります。
青空に五色幕も鮮やかにすっかり準備の整った境内。本堂では里雄康意師・元真宗大谷派宗務総長のお話を聴聞しています。
もんもん倶楽部は都合により「しばらくお休み」させて頂きます。別途、新たな内容・企画で再会致しますのでそれまでお待ちください。
仏法は「問い聞くこと」とも言います。又、我々は悶々と悩む事もあります。お茶菓子を食べながら、何でも自由に語り合える「場」を目指して毎月28日(除く11月、12月)に開催する集まりです。会場はいずれも尊光寺本堂にて行います。皆様お誘い合わせておいで下さい。お待ちしております。
次に2022年の予定時間をお知らせします。
月 | 日時 |
1月 | 28日 午後1時半~午後3時半 |
2月 | 28日 午後1時半~午後3時半 |
3月 | 28日 午後1時半~午後3時半 |
4月 | 28日 午後1時半~午後3時半 |
5月 | 28日 午後1時半~午後3時半 |
6月 | 28日 午後3時~午後5時 |
7月 | 28日 午後3時~午後5時 |
8月 | 28日 午後3時~午後5時 |
9月 | 28日 午後3時~午後5時 |
10月 | 28日 午後1時半~午後3時半 |
親鸞聖人の説かれたお念仏の教えについて、出来る限り分かりやすい言葉でお伝えしたいと思います。もし、分かりにくい所があればご遠慮なく「問い合わせ」からご指摘・お尋ねください。
尊光寺の境内などを彩る季節の花などについて紹介します。
2024年の蓮は例年より早くしかも一斉に開花しました。その為か若干小振りでした。蓮の華にはいつも決まった大きな蜂(名前はわかりません、どなたか教えてください)がどこからともなくすぐ飛来します。温暖化のせいでしょうか7/中旬には華は終わってしまいました。尊光寺では毎年春のお彼岸後に鉢の土を入れ替え、去年の蓮根を植え替えて(腐った部分を捨て)、栽培しています。種類は若狭国分寺由来の古代蓮の大賀ハスです。 |
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尊光寺では、当山本堂にての葬儀の執行や納骨のご相談を承っています。
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