◆管理人KAORUの「裏」遍歴◆


中学生の時竹宮惠子さんの作品「フ/ァ/ラ/オ/の/墓」に出会う。
「その道」に目覚める。
サリオキスが「アブナイ」目にあうのにときめいていた。
特に冒頭の「いただき♪」などと抱きつかれるシーンは
どう解釈してよいかとても困った。
(あの当時は純情だった)
いじめ役?のスネフィルにも惚れていた。
スネフィルが捕虜になったサリオキスをうりうりするのを
これはぜーったい「あーして、こーしてる」と確信したのだった。
(当時は多分はっきり描けなかったのでしょう)
その後、立ち読みした「変/奏/曲」シリーズの冒頭のエドナンに一目ぼれ。
ボブとエドナンの関係に「萌える」。
その後「少女コミック」で連載の始まった「風/と/木/の/詩」に直撃され、今の自分がある。
ジルとセルジュの恋を追いながら、快楽に溺れるジルベールから
目が離せない日々が続く。気分はセルジュだったのだと思う。
はじめはジルがキライだったけどだんだんと可愛くてたまらなくなり
ジルのように振舞えるキャラがうらやましいと思った。
はじめは読むだけだったが次第に自分でもそのような
少年同士の恋の話を考えるようになる。
確か和製「風木」と名前をつけて自分で勝手に描いていたような。
(その一部を投稿した)
同時に「漫/画/少/年」で連載の始まった「地/球(テラ)へ・・」に純粋に感動。
当時はブルーよりもまっすぐなジョミーに惹かれていた。
原作ブルーに関してはやはり早く亡くなりすぎと思ったことと
ブルーの過去がとても気になりました。
(漫画でははっきり描かれていなかったので)
この作品には当時「萌」をあまり感じず。(不思議なことに)
その後、竹宮作品よりも萩尾望都作品や吉田秋生作品に傾倒。
「BANANA FISH」は一種の「サバイバーもの」のバイブル。
樹なつみさんなどのきりりとした絵に憧れる日々が続く。
アニメでは杉野昭夫さんの絵に心酔。(かなり模写をした)
また創刊間もない頃からの月刊J/U/N/E愛読者。
動機は純粋に表紙が竹宮惠子さんだったので。
栗本薫さんもこの本で知る。漫画よりも読み物の方が見ごたえがあった。
海外の作品やゲイの事情についても記事があり、それなりに勉強になる。
しかし、いわゆる「ゲイ」のものと自分が好きな男性同士の
恋愛物は「根本的」に違うとこの頃から確信していた。
小説JUNEや別刊JUNEも読むうちにカットや感想をJUNE誌に送り始める。
カットは送ったけどボツの日々が続く。
やっぱ絵柄がダメだったんでしょうね。
しかしめげずについに大JUNEに漫画初投稿。
課題作品でキスシーンを入れろとかいうもので
初投稿でいきなりC評価で評のみ載る。
この時の同時に送った「アリオン」パロイラスト掲載。
「作品よりパロの方が面白い」とかなり困惑な評価を頂く。
次はオリジナルを投稿。結果Bの下。部分的なカットのみ掲載。
竹宮大先生に「いいものをもっている」というありがたいお言葉を頂戴するも
「ストーリーが強引」との評価をいただく。
オリジナルは難しいとつくづく反省。
その後力尽き投稿はしていないが、こういう作品が
自分に合ってるのかどうかを常に悩んでいた。
その後子育てなどで漫画そのものを中断し、
何年か後に「海/の/ト/リ/ト/ン」で「裏」作品を作ろうという企画があり、
誘いがあって参加。(はじめは純粋パロ、次はドシリアス)
以外に描きやすく?おもいきりト/リ/ト/ンをいじめました。
(すまない、ファンの方々・・・)
見たくない、とかショックを受けた、と言われつつも
けっこうファンがいるようで熱心なファンレターをもらったりしました。
(ある方はノベライズしてくれました・・・・)
本音ではこういう作品を皆欲しているのかと思いました。

そして、2007年4月、TVアニメ「地/球/へ・・・」と出会い、
裏活動本格開始。
結/城/信/輝/さんの美しく耽美なキャラデザと
杉/田/智/和さんの渋い声にノックアウトされ、
ソルジャー・ブルーを描き続け、妄想し、そして現在に至ります。
やはり心の奥で原作でのブルーに惹かれ、
どこかで物足りなさを感じていたのでしょう。
TV版を見たことにより、自分の中のイメージを触発された印象です。
ブルー、色っぽすぎ。
罪な人です。