草加市子ども会キャンプマニュアル

〜子ども中心の子ども会。大人とリーダーはサポート役を実現するに当たって〜

○このページは後輩達に私(草加市子ども会初代会長)が4年間で積み上げてきた経験をもとに少しでも参考になればと思い作ったページです。2009年のキャンプの流れを書きました。

@第一回子ども会議
子どもに何をやりたいかあらかじめ考えてきてもらい、それを全部出してもらいました。
そして、その中から何をやりたいかを話し合い(実現可能かどうか)多数決で決めました。
時間がどのくらいかかるかを今までの経験からだいたい考えて、タイムスケジュールに当てはめる作業をしました。
次の宿題として、ご飯は何がいいかを考えてもらい、その作り方や材料を調べてきてもらうことにしました。。

A第二回子ども会議
前回の宿題をもとに食事は何にするかを決めました。そして、具体的につめていきました。役割分担も作りました。人数が少なかったので、誰が何をするかは決めませんでした。

B第三回子ども会議
午後からスポーツ大会があることもあり、たくさんの子どもが参加してくれました。今回は役割分担と班を決めました。班も子ども達の好きなようにしてもらいました。
キャンプファイヤーのゲームは子ども達に班ごとに知っているゲームの中から一つ選んでもらい、説明の練習をしました。
係も決めました。全員が係になり、係全部にそれぞれの仕事をつけました。

Cリーダーと育成者の役割
施設の予約はリーダーがしました。
司会の原稿もひらがなでつくりました。
買出しは育成者とリーダーで行いました。
見積もりなどはリーダーが出しました。見積もりは何がどのくらい必要かをまず考え、一覧にして、それが、だいたい幾らかを考えたり調べたりして、出しました。
大事な事はどこまでが子どもに出来ることでどこからが大人やリーダーがやるべきことかを考えることだと思います。
キャンプの前日にはホームページに役割分担表を載せて、連絡網で保護者の方に「子ども達はそれぞれ役割が決まっています。きっと当日頑張ってくれると思います。だから、子ども達に仕事あるらしいじゃん。責任あるけど、うまくいったらかっこいいよ!!頑張って!!っていってください。」と送りました。
リーダー・育成者用のタイムスケジュールにはリーダー・育成者の役割も書き出し、どんな目的で、どのように進めたいかを書き出しました。そのおかげで、話し合いに参加していないリーダーも当日自分の考えで動くことが出来ました。

Dキャンプ当日
当日は司会はすべて子どもにやらせました。リーダーが横でサポートしました。
説明は出来るところはなるべく子ども達にやらせました。
道具などはすべてリーダーと保護者で準備をしました。
ひおこしに関してはリーダーが細い木を作り、木の皮をたくさん用意しておけば子ども達にすべてやらせることが出来るということがわかりました。
片付けは自分の食器は自分で洗ってもらい、鉄板や鍋などは基本的に保護者やリーダーが洗いました。手が空いている子ども達には大人の邪魔にならない程度に色々と手伝ってもらいました。

リーダーを呼び捨てにしないことと、就寝時間を遅くしてあげたかわりに絶対に守ると言うことを約束してもらいました。