地域新聞 2008年10月24日号

 10月24日の地域新聞に草加市子ども会の記事が載りました。取材してくださった地域新聞の菅谷さんありがとうございました。

 記事の内容は

 草加の「子ども会」に注目!!

 草加市内には地域で活動している子ども会が現在12団体ある。市内のどこに住んでいても入会が可能な草加市子ども会という新たな絵画誕生した。二年前、子ども会の衰退を知った青少年達の手により発足し、子どもを中心に企画活動している。

 草加市子ども会会長を務めるのは、大学二年生の安高昌輝さん。小学生のころから、なんとなく所属していた子ども会。ジュニアリーダーをしていた高校生の時に会の衰退していく現状を知り、なんとかできないかと考えるようになったそうだ。
 「昔の親は協力的で、長い間子ども会は続いてきた。役員をやる人がいなくなり消滅した子ども会も在りました。親が出来ないのなら僕たちがやろうと思い活動しています」と安高さん。本当の気持ちとしては、『子どものためにもっと親も動いてほしい」とも。
 年間を通し色々と楽しい企画を立てている草加市子ども会。日帰りでのバーベキューや、巨大流しそうめんやお店屋さんごっこなど。草加市子ども会育成者連絡協議会(草子連)主催のイベントもたくさんある。子ども会体験会やまちなみ探検、夏休み高齢の学校でのキャンプ。子どもたちは遊びを通して社会性や思いやりを学び成長していくとのこと。
 安高さんに、子ども達を見ていて感じる事はと尋ねると「遊びを知らないなと思う。親に甘えすぎで、親も手を出しすぎです」ギクリとする親が多いのでは? ゲームをしようと呼び掛けると、テレビゲームしか思いつかない子どももいるそうだ。「遊びの場所が少なくなったのも、子どもを狙った犯罪が増えたのもすべて大人の責任」だからこそ、遊びの場を作っていく責任が大人の自分にはあると言うのが安高さんの考えだ。
 子ども会ではなくなりつつある地域性を取り戻し、大人が子どもを見守る地域づくりに努めている。少子化の進む現代、家族間の交流で学ぶことも多いだろう。
                                                        (すがや)

※問い合わせ
048(928)6421
草加市子ども会事務局(草加市役所子ども政策課内)