友人と行くPenangの旅 珍道中
- 最初からトラブル続発だった。安いツアーを探しまくった結果がこれだった。私は二度目、友人は初めての海外旅行だ。
- 「成田でツアーコンダクターがおりますので、その方の指示に従って下さい」と旅行代理店の若造に言われて信じていた。ところが、成田ではツアーカウンターでチケットを渡され、そのまま友人と二人だけで飛行機に乗り込む事になった。
- クアラルンプールでトランジットしてペナンに向かう予定だ。ところが、成田発のマレーシア航空は約2時間遅れ。クアラルンプール空港に到着した時は夜中の1時30分。既にトランジット用の飛行機は無く、クアラルンプールでの一夜を余儀なくされた。
- 航空会社は都心にホテルを用意していると言うが、片道1時間かかると言う。明日、早朝のペナン行き飛行機は8:00頃発で、その1時間前に手続きする必要がある。
- と言う事は7時には空港に戻ってこなければならないため、ホテルを出るのは6時前、起床は5時、これからホテルに向かって到着が2時30分過ぎ、ホテルの部屋に入ってシャワー浴びてビール一杯やって、ベッドに入れるのは3時30分~4時。考えてみると1時間しか寝れない。これじゃ困ったもんだ。航空会社の担当に掛け合うが、言葉も殆ど通じず、やっと教えてくれたのが、「ここで休んだ方が良いですよ」だった。
- 何!! 海外の空港で一晩過ごせってか??? でも仕方がなかった、友人と二人で荷物を体に括り付けて空港のベンチで一晩を過ごした。
- 私の頭のどこかに、遠い昔の日本連合赤軍によるクアラルンプール空港でのハイジャック事件が有った事だけは確かだ。ここは怖いと言うイメージがあったのだ
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[へび寺の内部]

[へび寺の外観]
- 寺に入るまで全く何が何だか分からなかった。ある部屋に入るなり、友人の両腕に蛇が乗せられ写真が撮られた。「ここは何?」「ヘビ寺」
- 先に言えよ、俺たちゃへビ大嫌いなんだよ。それも、ここに居るヘビは毒は抜いているとは言え全部毒蛇だって言うじゃないか。
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[ホテルのプール]

[ホテル前のビーチ]
- ツアーの売り込みは「ペナンの一流ビーチリホテルで、優雅なアジアンリゾートを」だった。誰だって一番有名で賑やかな”バツー・フェリンギ・ビーチ”だと思うよね?なのに実際は、そこから歩いて20分くらいのタンジョン・ブンカのホテルだった。日本語が殆ど通じないホテルで、飯食うのも一苦労だ。周り中、外人だらけだ。どうするよ。でも、日本人がいない分だけ海外気分は満喫できた。バツー・フェリンギだと行き交う人も言葉も全部日本語の様だった。
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[椰子の木陰で昼休み]

[バツー・フェリンギ・ビーチ]
- ”バツー・フェリンギ”のビーチリゾートは、思っていたより質素で田舎っぽい雰囲気だった。(ちょっと期待外れか?)
- それでも、何となくビーチでリゾートしてますってな格好だけしてみた。
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[パラセイリング]
- 以外と面白いものだった。海上遠くで一旦ボートのスピードを緩めて着水させてくれたり、戻りにはホテル街の真上を飛ばせてくれたりする。
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思ったよりセイルのコントロールが重かったのにはビックリした。でも海の上を飛び回るのは気分爽快だったな。
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[水上スキー初体験]

[ツアー先のビーチ]
- 現地のフィッシングツアーに出掛けた。何の事は無い、ただの小さなきったない釣り舟で近くの浜まで連れて行って昼飯食わせるだけのツアーだ。正に日本人を相手にした、お気軽ツアーで金取ってるって感じかな?でも、何も分らない我々にはとても助かる、嬉しいツアーだった。
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[ちっちゃな獲物]
- 初めての水上スキーにも挑戦。結構乗れるもんだったな。やってる周りをイルカが泳いでいた。自然だな~~~~~。でも、水が濁っていた事もあって背びれだけが見えているとイルカだか、サメだか分からない。ちょっとドキドキしたなぁ。
- 友人は自慢気に釣った魚を見せていた。ちっちぇ~~~の!!