木曽駒ヶ岳  back to homepage
Kisokomagatake
                  ************************************************************************
【登山日】平成12年7月20日(木) 【天 気】晴れ
【山 名】木曾駒ケ岳(2956m)
【コース】
     自宅0:30==5:00駒ヶ根高原6:45→7:45しらび平8:30→
     8:45千畳敷カール9:10→11:10乗越浄土(休憩)12:10→     14:00木曾駒ケ岳頂上
【メンバ】夫婦
【交通手段】マイカー 走行距離 片道 270Km
************************************************************************
早朝,木更津からアクアラインを抜け、中央自動車道、岡谷ICを名古屋方面へ車をとばし、駒ヶ根ICで下車し、駒ヶ根高原方面へ右折し、約1kmで駒ヶ根高原バスターミナルの駐車場に5時すこしまえに到着、すでに大勢の登山客が列をなして、「しらび平」ゆきのバスをまっていた。やっとのことで中央アルプス観光の伊那バスにのり、ロープウェイ乗り場の「しらび平」へ。8時をとっくにすぎていた。またここでも長蛇の列。前回は台風接近の中の登山でしたが、この日は快晴で絶好の登山日よりでした。日ごろの行いがよかったのか、朝霞も完全に晴れ上がり、我々を歓迎してくれていた。千畳敷駅まで約15分で1662mから2612mの別世界へ我々を一挙にリフトアップしてくれた。新緑の美しい景色が目にはいってきた。入登山届をだして、
目の前にカールがひろがり、色とりどりの高山植物が咲き誇っていた。ハクサンイチゲ、シナノキンバイ、イワカガミ、ミヤマキンバイなど
花をさかせていた。宝剣岳を目の前にみながら、急登をあがりきると
ひらけた乗越浄土に出た。そこからは中岳がみえた。あの山をこええ、さらに木曾駒へ、まだまだこれから。ここで小休止後、ハイマツや、オヤマノエンドウなどを見ながら、森林限界を越えて中岳へ登り、ごつごつした岩山を越え、また下までおりて、再びのぼり。途中
コマクサが可憐に夏を彩っていた。やっと高峰の木曽駒ヶ岳に立地周囲をみわたしたのですが、またもやガスで全然みえない。急ぎ、頂上を越えて、今日の泊まりの頂上木曽小屋へ。.休憩後、夕焼けを見に、再び頂上へ。見事なぐらい赤く空が染まり、贅沢な展望を満喫できました。どうも休憩中に落雷と夕立があったようで実に幸運でした。
夕食は格別おいしく、炊き込み飯をお代わりしたぐらいです。夜は星、星、星で天空から落ちてくるようで怖いくらいでした。泊まりの部屋は20人近くでゆったりした大部屋でした。一人いびきを掻いて寝ていたのはだれであろう。朝、4時起床。当然ここまできたので、ご来光をと期待してたんですが、肝心の4時47分頃にはいままで赤紫色に輝いてた雲からは、なぜか光線がもれてこなくなった。残念。
食事を済ませ、6時前に小屋を出発。再び、木曽駒が岳の頂上に出て、絶景のアルプスの山々。槍ヶ岳、北岳、穂高連峰など3000mを
こえる山々。反対側には木曾御岳の雄姿。実にすばらしい景色であった。

しらび平からロープウエィー 千畳敷カール 宝剣がみえる
乗越浄土までのぼる カール
クロユリ
千畳敷ホテル ハクサンイチゲ
険しい宝剣岳 乗越浄土
見えるかなクジャクチョウ
コマウスユキソウ 頂上木曾小屋
コマクサ
コマクサ 夕日
宝剣 夕焼けがすばらしい
早朝の月 遠くに御岳
御岳 北アルプス
オヤマノエンドウ 宝剣
ハクサンイチゲ
イワカガミ イワカガミ
宝剣

                
                           back to homepage