補聴器にはおよそ3つのタイプがありまして、耳の穴に収まるもの、耳に掛けるもの、ボックスタイプでイヤホンで繋げて聞くものです。
ボックスタイプはラジオを聞いてる風で、傍から見てもまぁまぁ左程違和感はないと思います。
耳の穴に収まるもの(耳穴式とかカナルタイプといいます)は目立たないのですが、大きさに制限があるところから搭載機能も限られ、今のところ軽度〜中度対応が中心になっています。
耳に掛けるもの(耳掛け式といいます)ですと、機体の容量があることからカバーできる範囲は広いです。
でまぁ、今回はこの耳掛け式の補聴器の話なんですが。
いやぁ、実はですね、補聴器ってそんなに大した話じゃないって思ってたんですよ。そりゃまぁ値段は全然違いますけど、でも言ってみりゃあメガネみたいなもんじゃない?って思ってたんですね。メガネだって色んな大きさや形があるワケですし、特にナニか珍しいってもんでもない。だからまぁ補聴器を一新するにあたって、耳穴式から耳掛け式に変わるのも形がちょっと変わっただけヨってなもんで、全然抵抗なかったんですよ。
前と違って今度のはとても聞きやすいので、一日中つけておくことも結構あったんですが、つけてみて耳掛け式補聴器の別の威力を知りました。
最初何か変だなぁって思ったんですが、気が付くと何かこう、注目度がどうも上がったようなんですね。街行く人々がですね、「あ!」という目でこちらを見たりですね、そうかと思うと「あやや、見ちゃいけない!!」と何だかワサワサしたりするワケですね。やっぱり目立ちますし、何と言っても珍しいようなんですね。ん〜〜、、まぁ確かにメガネほどメジャーではないですね。
気にしないとは言ってもですね、これはまぁちょっと違和感はあります。
人によっては「ヤだなぁ」「ぢろぢろ見んなよぅ」って思うかもしれません。
知り合いなんかもですね、耳掛け式のを見て「そんなに聞こえが悪くなってたなんて。。」なんて言うんでこっちが困っちゃいました。補聴器を変えただけなんですけどネ。そういう風に見えるんだなぁ、目にモノ見せてくりようってのはこのことだなと妙な感心をしました。
ボクは単に機能性のことしか考えてなかったんですけど、耳穴式の方が喜ばれる理由が判ったような気がしましたね。