番長温故知新 - DARIUS
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DARIUS
Darius
TAITO 1987






「前に出ろ」

3つの画面を横に並べた広大な空間が舞台のSHTゲーム
このゲームは近所でもすぐさま大人気となり、より空いているダライアスのあるゲーセンを求めて探し回ったものだ。そんな中、タイトーの直営店「WE'LL TALK TAITO」では数人の顔見知りが出来、名前も知らない彼らと良く話し合っていた。それまで顔だけは知っていた「うまい人」が実は同じ学校の生徒で、ダライアスが縁で友人となれたのだった。

彼らがプレイする私の隣に座って、「もっと画面の前に出て!(弾切れ対策など)」「頭に張り付いて連射!(ストロングシェル、グリーンコロナタスなど)」などとアドバイスしてくれたおかげで、シューターとしてのレベルが随分上がったのだった。



囲まれて三日月

ある日、あるゲーセンでダライアスをプレイ中のこと。ちょうどグリーンコロナタスと正攻法で戦わなくてはならなくなり、3発*4連射の砲撃を三日月型に避けながら必死に連射していた。突然、隣の席に座る人間有り。見れば……ふ、不良さんだぁ〜っ!!(;_;) 後ろにも数人、お仲間らしき方々が!

「どどどうなるの、オレ!? グッバイ人生!?」と心で泣きつつ、それでもプレイしちゃうのはゲーマーの性。だがしかし、結局残りの機体もオトシゴの前に屈した…GAME OVER。「…惜しかったな」。そういって私の肩をたたいたのはその不良さん。そして彼らは去っていった…人は見かけによらないようだ。



赤カジキ〜ZONE L
WARNING
A HUGE BATTLE SHIP
KEEN BAYONET L
IS APPROACHING FAST

ダライアスが流行り始めて少しした頃、仲間内では「赤いカジキ」に出会う事が1つのステータスとなっていた。カジキ…キーンベイオネット自体はさほど強力な戦艦ではない。問題はそのゾーン、「ZONE L」だったのだ。都市地帯であるその面は全28ゾーン中最高の難易度を誇り、そのゾーンを選択するのには相当の覚悟を必要とした。

しかし、その難攻不落の都市地帯を耐え切った時、出迎えてくれるのは真紅の美しい機体なのだった…。

ちなみにZONE Uの黄色いアイアンハンマーは、「汚ねぇ色」と散々な言われようだった(^_^;
 
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