私が言っているのは、他者の言葉ではなくて、自分自身の言葉について言っているのです。確かに、他者の言葉に対してはできるだけ寛容でなければなりませんが、自分自身の言葉に対しては責任を持たなければならない(責任を持つとは誤りを含まないという意味ではありませんよ)という至極当然のことを言っているに過ぎません。お互いにその前提があってはじめて人は他者の言葉に対して寛容になれる。無責任な言葉に対しては応答しなくなります。